泉鏡花



村松定孝・三好行雄・笠原伸夫 <座談会>鏡花と反近代
生島遼一 『番町夜講』−鏡花の短編小説−
寺田透 対話・鏡花と泡鳴、その前に小林秀雄
中村哲 鏡花と柳田国男−鏡花の北海民俗学−
吉田精一 最終作品集「薄紅梅」
村松定孝 泉鏡花の世界
  
亀井秀雄 鏡花における木精とわらべ唄
川村二郎 鏡花と白
助川徳是 「紅雪録」「続紅雪録」考
高田衛 夢と山姫幻想の系譜−鏡花への私注−
東郷克美 『眉かくしの霊』の顕現
山田有策 未成熟と夢−「化鳥」論−
脇明子 死者の棲む山−鏡花のファミリーロマンス−(上)
  
越野格 『風流線』の構造−名詮自性を軸にして−
弦巻克二 鏡花の転換−幻影への垂鉛−
手塚昌行 『朝湯』成立考−泉鏡花と『甲子夜話』−
平野栄久 鏡花世界における技と芸−「妖剣紀聞」論−
松村友視 『婦系図』の背景−<静岡>の意味するもの−
谷川恵一 『冠弥左衛門』における一揆のイメージ
種田和加子 『龍潭譚』−泉鏡花の幼年期−
吉田昌志 逗子滞在期の鏡花






「文学」 6月号 1983/06  岩波書店


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