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 『行幸(大島本)

 [第二段 玉鬘、行幸を見物]
 西の対の姫君も立ち出でたまへり。そこばく挑み尽くしたまへる人の御容貌ありさまを見たまふに、帝の、赤色の御衣たてまつりて、うるはしう動きなき御かたはらめに、なずらひきこゆべき人なし。

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  第一章 玉鬘の物語 冷泉帝の大原野行幸  [第二段 玉鬘、行幸を見物]

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