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 『賢木(大島本)

 [第四段 源氏朧月夜と逢瀬を重ねる]
 帝は、院の御遺言違へず、あはれに思したれど、若うおはしますうちにも、御心なよびたるかたに過ぎて、強きところおはしまさぬなるべし、母后、祖父大臣とりどりしたまふことは、え背かせたまはず、世のまつりごと、御心にかなはぬやうなり。

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  第二章 光る源氏の物語 父桐壺帝の崩御  [第四段 源氏朧月夜と逢瀬を重ねる]

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