検索結果詳細
『
若紫(大島本)
』
とて、おし立てたまひつ。
暁方になりにければ、法華三昧行ふ堂の懺法の声、山おろしにつきて聞こえくる、いと尊く、滝の音に響きあひたり。
「吹きまよふ深山おろしに夢さめて
126/421
127/421
128/421
第一章 紫上の物語 若紫の君登場、三月晦日から初夏四月までの物語 [第四段 若紫の君の素性を聞く]
[Index]