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『
明石(大島本)
』
「いとかしこきは、田舎びてはべる袂に、つつみあまりぬるにや。さらに見たまへも、及びはべらぬかしこさになむ。さるは、
眺むらむ同じ雲居を眺むるは
思ひも同じ思ひなるらむ
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第二章 明石の君の物語 明石での新生活の物語 [第七段 明石の娘へ懸想文]
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