検索結果詳細
『
朝顔(大島本)
』
空澄む月の影ぞ流るる」
外を見出だして、すこし傾きたまへるほど、似るものなくうつくしげなり。髪ざし、面様の、恋ひきこゆる人の面影にふとおぼえて、めでたければ、いささか分くる御心もとり重ねつべし。鴛鴦のうち鳴きたるに、
192/214
193/214
194/214
第三章 紫の君の物語 冬の雪の夜の孤影 [第四段 藤壺、源氏の夢枕に立つ]
[Index]