検索結果詳細


 『若紫(大島本)

 「その中に、違ひ目ありて、慎しませたまふべきことなむはべる」
 と言ふに、わづらはしくおぼえて、
 「みづからの夢にはあらず、人の御ことを語るなり。この夢合ふまで、また人にまねぶな」

 231/421 232/421 233/421

  第二章 藤壺の物語 夏の密通と妊娠の苦悩物語  [第二段 妊娠三月となる]

  [Index]