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『
行幸(大島本)
』
「を」
と、いとけざやかに聞こえて、出で来たり。
「いと、仕へたる御けはひ、公人にて、げにいかにあひたらむ。尚侍のことは、などか、おのれに疾くはものせざりし」
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第三章 玉鬘の物語 裳着の物語 [第七段 内大臣、近江の君を愚弄]
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