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 『若紫(大島本)

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 かの山寺の人は、よろしくなりて出でたまひにけり。京の御住処尋ねて、時々の御消息などあり。同じさまにのみあるも道理なるうちに、この月ごろは、ありしにまさる物思ひに、異事なくて過ぎゆく。

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  第三章 紫上の物語(2) 若紫の君、源氏の二条院邸に盗み出される物語  [第一段 紫の君、六条京極の邸に戻る]

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