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 『帚木(明融臨模本)

 寝る夜なければ」
 など、目も及ばぬ御書きざまも、霧り塞がりて、心得ぬ宿世うち添へりける身を思ひ続けて臥したまへり。
 またの日、小君召したれば、参るとて御返り乞ふ。

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  第三章 空蝉の物語  [第四段 それから数日後]

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