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『
須磨(大島本)
』
「霜の後の夢」
と誦じたまふ。
月いと明うさし入りて、はかなき旅の御座所、奥まで隈なし。床の上に夜深き空も見ゆ。入り方の月影、すごく見ゆるに、
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第三章 光る源氏の物語 須磨の秋の物語 [第五段 須磨の生活]
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