検索結果詳細


 『関屋(大島本)

  しげき嘆きの仲を分くらむ
 のやうになむ」
 と聞こえたり。あはれもつらさも、忘れぬふしと思し置かれたる人なれば、折々は、なほ、のたまひ動かしけり。

 33/51 34/51 35/51

  第二章 空蝉の物語 手紙を贈る  [第二段 空蝉へ手紙を贈る]

  [Index]