検索結果詳細
『
夕霧(大島本)
』
夢覚めてとか言ひしひとこと
上より落つる」
とや書いたまひつらむ、おし包みて、名残も、「いかでよからむ」など口ずさびたまへり。人召して賜ひつ。「御返りことをだに見つけてしがな。なほ、いかなることぞ」と、けしき見まほしう思す。
385/626
386/626
387/626
第四章 夕霧の物語 落葉宮に心あくがれる夕霧 [第五段 夕霧、一条宮邸の側を通って帰宅]
[Index]