検索結果詳細


 『若菜下(明融臨模本)

 とて、のどかならず立ち出づる明けぐれ、秋の空よりも心尽くしなり。
 「起きてゆく空も知られぬ明けぐれに
  いづくの露のかかる袖なり」

 439/762 440/762 441/762

  第七章 柏木の物語 女三の宮密通の物語  [第七段 きぬぎぬの別れ]

  [Index]