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 『若菜下(明融臨模本)

  いづくの露のかかる袖なり」
 と、ひき出でて愁へきこゆれば、出でなむとするに、すこし慰めたまひて、
 「明けぐれの空に憂き身は消えななむ

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  第七章 柏木の物語 女三の宮密通の物語  [第七段 きぬぎぬの別れ]

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