検索結果詳細
『
若菜下(明融臨模本)
』
[第一段 女三の宮懐妊す]
姫宮は、あやしかりしことを思し嘆きしより、やがて例のさまにもおはせず、悩ましくしたまへど、おどろおどろしくはあらず、立ちぬる月より、物きこし召さで、いたく青みそこなはれたまふ。
526/762
527/762
528/762
第九章 女三の宮の物語 懐妊と密通の露見 [第一段 女三の宮懐妊す]
[Index]