検索結果詳細


 『若菜下(明融臨模本)

 [第二段 源氏、紫の上と和歌を唱和す]
 池はいと涼しげにて、蓮の花の咲きわたれるに、葉はいと青やかにて、露きらきらと玉のやうに見えわたるを、
 「かれ見たまへ。おのれ一人も涼しげなるかな」

 532/762 533/762 534/762

  第九章 女三の宮の物語 懐妊と密通の露見  [第二段 源氏、紫の上と和歌を唱和す]

  [Index]