検索結果詳細
『
若菜下(明融臨模本)
』
「かくて見たてまつるこそ、夢の心地すれ。いみじく、わが身さへ限りとおぼゆる折々のありしはや」
と、涙を浮けてのたまへば、みづからもあはれに思して、
「消え止まるほどやは経べきたまさかに
536/762
537/762
538/762
第九章 女三の宮の物語 懐妊と密通の露見 [第二段 源氏、紫の上と和歌を唱和す]
[Index]