検索結果詳細


 『若菜上(明融臨模本)

 「いとほしきことどもを聞こえたまひて、思し乱るるにや。今はかばかりと御位を極めたまはむ世に、聞こえも知らせむとこそ思へ、口惜しく思し捨つべきにはあらねど、いといとほしく心劣りしたまふらむ」
 とおぼゆ。
 [第四段 明石女三代の和歌唱和]

 581/887 582/887 583/887

  第十章 明石の物語 男御子誕生  [第三段 明石御方、母尼君をたしなめる]

  [Index]