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『
夕霧(大島本)
』
内侍腹の君達しもなむ、容貌をかしう、心ばせかどありて、皆すぐれたりける。三の君、次郎君は、東の御殿にぞ、取り分きてかしづきたてまつりたまふ。院も見馴れたまうて、いとらうたくしたまふ。
この御仲らひのこと、言ひやるかたなく、とぞ。
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第七章 雲居雁の物語 夕霧の妻たちの物語 [第四段 藤典侍、雲居雁を慰める]
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