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 『若菜上(明融臨模本)

 [第六段 尼君と御方の感懐]
 尼君、久しくためらひて、
 「君の御徳には、うれしくおもただしきことをも、身にあまりて並びなく思ひはべり。あはれにいぶせき思ひもすぐれてこそはべりけれ。

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  第十一章 明石の物語 入道の手紙  [第六段 尼君と御方の感懐]

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