検索結果詳細
『
若菜上(明融臨模本)
』
[第六段 尼君と御方の感懐]
尼君、久しくためらひて、
「君の御徳には、うれしくおもただしきことをも、身にあまりて並びなく思ひはべり。あはれにいぶせき思ひもすぐれてこそはべりけれ。
655/887
656/887
657/887
第十一章 明石の物語 入道の手紙 [第六段 尼君と御方の感懐]
[Index]