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『五大力』
従吾所好
と呼んで、霞の介抱を委ねた孫六は……面を取つたが、いづれも茫然とした、四天王を扇で招いて、
「これ/\――財宝が孫どもよ――私が遣ると、茶番に成ります。若い所で、お狂言の真似をせう。」
「はつ/\はつ、一段と可うござる……」
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