検索結果詳細


 『日本橋』 青空文庫

「(栄螺と蛤です。……)
 思掛けない音に、ちょっと驚いたをした清葉にそう云って、土産じゃない、汐干では時節が違う。……雛に供えたのを放生会、汐入の川へ流しに来たので、雛は姉から預かったのを祭っている……先祖の位牌は、妹が一人あって、それが斉眉く、と言ったんだね。

 1208/2195 1209/2195 1210/2195


  [Index]