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 『夜叉ヶ池』 青空文庫

白雪 ふみを読むのに、月の明《あかり》は、もどかしいな。
姥 御前様《おんまえさま》、お身体《からだ》の光りで御覧ずるが可《よ》うござります。
白雪 (下襲《したがさね》を引いて、袖口の炎を翳《かざ》し、やがて読果てて恍惚《うっとり》となる。)

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