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 『夜叉ヶ池』 青空文庫

姥 や、彼方《あなた》へお返事につきまして、いずれもを召しました?――仰せつけられまする儀は?
雪 姥《うば》、どう思うても私は行《ゆ》く。剣ヶ峰へ行かねばならぬ。鐘さえなくば盟約《ちかい》もあるまい……皆が、あの鐘、取って落して、微塵《みじん》になるまで砕いておしまい。

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