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 『草迷宮』 鏡花とアンティークと古書の小径

 私も聞惚れていた処、話の腰をおられては、と知らぬ顔でいたっけよ。
 大層お店の邪をしました、実に済まぬ。」
 と扇を膝に、両手で横に支《つ》きながら、丁寧に会釈する。

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