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 『夜叉ヶ池』 青空文庫

鯰入 はあ、はあ、はッ。
雪 お返事を上げよう……一所に――椿や、文箱《ふばこ》をお預り。――衆《みな》も御苦労であった。
一同敬う。=でんでん太鼓に笙《しょう》の笛、起上り小法師《こぼし》に風車《かざぐるま》==と唄うを聞きつつ、左右に分れて、おいおいに一同入る。陰火全く消ゆ。

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