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『婦系図』
青空文庫
成程、そこまでは水口の明《あかり》が取れたが、奥へ行く道は暗かった。
「も、仕様がないので
ござ
いますよ、ほんとうに、あら、どうしましょう。」
とお源は飛上って、慌てて引窓を、くるり、かたり。颯と明るく虹の幻、娘の肩から矢車草に。
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