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『日本橋』
青空文庫
「隠さず、白状をなすったから、私がつかまって行くのは堪忍して上げます。……打棄った清葉さんも豪いけれども。……」
で、立直って凜とした声、
「拾い手が立派です。……威張っていらっしゃい。そんなに可恐がる事は無いわ。」
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