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【ぱられる☆あくあzone:来栖 涼・第0話☆自己紹介】
僕の名前は来栖 涼(くるす りょう) 10歳。
2月18日生まれのみずがめ座でA型。
一緒のクラスには 長沼くん、橋本くん、河合さん、飛田さん、
高幡さん、仙川さん、永福さん達が居る。

僕はと言えば温厚って言うか、小心者だからあまり物事ハッキリ出来ないんだ。
少しずつで良いから直すように努力したいな。

【第0話☆自己紹介 -おわり-】

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【ぱられる☆あくあzone:来栖 涼・第1話☆ふぁんたじ〜季節1】

僕は小学5年生。
いつも通りに学校に通い、いつも通りに勉強して、いつも通りに掃除をして
そして、いつも通りに帰宅する毎日。

『ちょっと河合さん 早くしてよ』
高幡さんだ…相変らず言い方きついなあ…
高幡さんはいっつも言い方がきつくて怒ってて人を虐めるのが楽しいみたいで
結構色んな人から嫌われてる。でもどうしてそんな事をするのかはわからない。
『えっ』
高幡さんに言われて河合さんが反応する。
『ぞーきんがけ! その机おくれないでしょ!』
そう。今は掃除の時間なんだ。
高幡さんと河合さんは机をぞーきんがけをしている。
僕はと言えばそれを端から見ながら教室に箒をかけている。
『あ…』
高幡さんの勢いに驚いたようで軽い返事をしている。
『ちょっと! これでふいたつもり?!ちゃんとハシッコまでふいてよ!』
どうやら河合さんは不器用らしい。
ここは高幡さんが正解かもしれない。言い方はキツイから怖いけど…
やっぱり掃除はきちんとしないとね。

…などと考えながら箒ではいてるのを余所目に高幡さんがまた怒鳴り散らす。
『それになんなの このびちょびちょ!
 ちゃんとしぼれてないんじゃないの?!  かして!』
というと河合さんからぞうきんを取り上げてぞうきんを絞ると
水が沢山出る。そして隅々まで綺麗にふいていた。
やっぱり河合さんは不器用なんだなあ…と思いつつ高幡さんは
怖いなあとも思いながら意外に几帳面な一面も見れた気がする。
『河合さんって意外とこーゆーコトダメなのね』

…何で高幡さんは余計な一言を言うんだろうか…
あれが皆に嫌われる要因になってるんじゃないだろうか と僕は思う。
でも…意外って事は高幡さんからすれば河合さんはもっと出来るって
思ってた事になるよね。河合さんふぁいと。
『?!』
急に高幡さんがこっちを きっ! と睨み付けてきたので
僕はビックリしてオドオドしてしまった。
『な…何……??高幡さん』
『アンタねー、さっきっから何のんびりやってんの?!
 日が暮れちゃうじゃない!』
『あ…ご…ごめんなさい………』
『あーもー、ちょっと貸して!!』

と言い放つと僕から高幡さんは箒を取り上げて機敏に掃除をし始めた。
僕はそれを見て凄いなあと思いながらも自分も見習わなきゃと思った。
高幡さんは言い方きついけど 怖いけど しっかりしてるんだ。
『はい、後は自分でやってよね!』
と言うと僕に箒を渡し、集まったゴミだけをちりとりで回収すれば
良いだけだった。高幡さんはどっかに行ってしまった。

『ねー来栖くん』
回収し終わった僕に河合さんが話しかけてきた。
『な……何?河合さん』
『高幡さんって怖いよね…大丈夫?』
河合さんは僕を心配してくれてるようだった。
『ううん、大丈夫だよ。ありがとう。それより、次回はもっと
 ちゃんとしようね。高幡さんに言われないようにしなきゃ。
 それに…高幡さんは言ってる事間違ってるわけじゃないもの。』
河合さんは僕のこの言葉に驚きつつも言葉を返してきた。
『うん、そうだね。嫌味言われ無いようにすればいいんだもんね♪』

と、そんな事を話していると高幡さんが戻ってきてまた怒号を浴びせる
『ちょっと!』
『『何……?高幡さん』』
僕は河合さんと同時に同じ事を言い放った。すると
『もう終わったんだったら掃除用具片付けなさいよね 終わらないでしょ?!』
確かに高幡さんの言う通りだった。僕達は既に掃除は完了しており、
くっちゃべってて掃除用具を戻すのを忘れていた。
……言い方きついけど、やっぱり言ってる事には一理あると思ったんだ。

【第1話☆ふぁんたじ〜季節1 -おわり-】

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