水色進化論
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「水色進化論 番外編 少女少年」
「水色進化論 番外編 少女少年」

今回は、番外編です。
これは、昨日小学館に出した「少女少年のカラーイラスト下さいな」のメールの内容です。(笑)
ここのBBSが出来てすぐの時、UPした感想をちょっと変更したものです。
せっかくだから、番外編として、発表しちゃいましょう。
んなもんで、やぶうち先生へのメール形式で書いてあります。

締め切りは、12月だよ。
まだ、まにあいます。
同志よがんばれ!


はじめまして。
やぶうち先生。

私は、「くすだの本名」といいます。
少女少年の単行本を見て最後の《「少女少年」について》、のページに書いてある、
「カラーイラスト」のプレゼントに目がくらみ、
感想をメールしようと思い立った、中年男性です。

ちなみに、私が、先生をはじめて知ったのは、今年の5月。
東京12チャンネルでやっていたアニメの「水色時代」の再放送を見てからです。
にわかファンの私ですが、単行本を全部購入して、原画集も手に入れた、オタクです。(笑)
私は、この10数年ブランクがあるものの、家には、漫画の単行本が、1000冊以上ある、初代オタク世代です。
そんな私ですが、すっかりやぶうち先生の作品にはまってしまいました。
今は、インターネットで知り合った友人のHP、
「AOK LABORATORY やぶうち優先生を応援するページ」に、
店子をさせてもらっています。
失礼ながらも、私は、このHPで、「くすだ」という名前で、先生の初期の作品を見ながら、
「水色進化論」なる感想を好き勝手に、書いています。
もし、お暇があるようでしたら、どうぞ覗いてみて下さい。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~aok/top.html

おまちしております。

さて、ここからが、本編。
「少女少年」の感想です。

「本の編集」について。
とてもよくできています。
普通のコミックスは、カバーを外すと、無地に、題名と、作者名、あと、あるとすれば、コミックスのマーク
ぐらいなのに、「少女少年」には、絵が印刷されている。
これには、驚きました。
先頭に、「MUSEUM」として、まとめてあるカラーCGの扉絵。とてもきれいです。
たぶん、連載当時は、切り取って透明な下敷きの中に入れてる子が沢山いたんじゃないでしょうか。
掲載時のカラー原稿が単行本でも、カラーで見れる。このアイデア、すごくいいですね。
小学六年生を購読していないファンにすれば、最高のプレゼントです。
最後には、小学五年生の予告編をいれるなど、きれいに一冊まるまる「少女少年」。
ちゃんと次回の予告(かずき編、単行本は、99年5月頃発売予定:これは、私には、馬鹿受けでした)
まであって、痒い所に手が届いています。
私は今まで、このような構成の単行本は、見たことありません。
表紙カバーに、「わがままをいちいち聞き入れてくださった担当さんに感謝!」とあります。
もしかしたら、先生自身が、編集に携わっているのでしょうか?
編集者さんは、だいぶ小学館で、力のある方なのでしょう。
よくもまあ、これだけの単行本を作ったなって、感心しました。
なににしても、とてもステキな単行本なので、現在連載中の「少女少年:かずき」の単行本も、期待しちゃいます。

「内容(お話)」について。
私は、女装の趣味があるわけでは、ないのですが、
晶の姉により、晶が女装する所で、すごくなつかしくなりました。
私には、歳の近い叔母がいて、幼稚園児の頃、祖母の家に遊びに行くと、よく相手をしてくれました。
その時の遊びが女装でした。
まあ、正確にいえば、叔母の着せ替え人形になっているのですが、
化粧なんかもして、みるみる変わる自分がおもしろくてしょうがなかった、思い出があります。
女の子の、着せ替え人形好きは、30年以上昔から、変わっていないみたいですね。

すごくテンポがいい話ですね。
まあ、一話13ページぐらいの中に、毎回山場をいれるから、当然なのかもしれないけれど、
やぶうち先生の作品の中では、もっともテンポが速く、乗りのいい作品に感じます。

どこかで見たようなストーリーなのですが、それを感じさせないテンポがあります。
このテンポのよさにより、「晶の両親は、どないしてるんやー!!」とか、
「学校行事の旅行先で事故に遭ったら、責任問題で、大騒ぎやでー!!」
などの突っ込みをいれさせないパワーがあります。
この手のお話は、ばれたらいけない「ひみつ」がばれそうになるハラハラがメインになるわけですが、
このメインの柱に、うまくやぶうち先生の恋愛論がからまってたのしい話になっています。

このへんは、今までのやぶうち先生の作品には、ないパターンですね。
似たような昔の作品のコメディー「お嬢様にはかなわない」や、「お嬢様には、手を出すな」では、
恋愛自身も、茶化してしまい、全体コメディーになっているけど、「少女少年」では、恋愛の所を
真面目に、シリアスな作品同様に、茶化さないで、扱っているので、物語に、厚みが出ているように感じます。
どうでもいいことですが、お嬢様の運転手の「山根」さんと、「村崎ツトム」。
顔、雰囲気、性格、よく似ている気がします。
きっと親戚なのでしょう。(笑)

それに、ファッションや小物。(洋服、靴、時計等)いままでの、作品と違って、
いろんなブランド物がさりげなく描かれています。
この辺は、なにか意識をされて描かれたのでしょうか?。

登場する女の子達の異なる性格、晶とのからみ方など、どきどき、わくわくの世界です。
みんな晶に恋をして、それぞれもっとステキに変わっていく。
みんな魅力的で、いい子ですね。
読んでいて、気持ちがいいです。

あと、小道具として、歌(歌詞)の使い方が、非常にすてきですね。
テレビや、みずきのコンサートでの智恵子。
智恵子の心の動きと、歌の詩が同期がとれていて、すごくいいです。
私は、これがしたくて、やぶうち先生は、この作品をかいたんじゃなかろーかと、
断定したいくらいです。(変な文章(笑))
そう。とくに、私は、コンサートで、智恵子が、みずきの歌を聴いて、
晶に化けている姉に、告白するところがお気に入りです。
ちなみに、単行本の最後に、作詞・作曲/やぶうち優ってありますけど、作曲?
どこかで、譜面の公開とかは、しないのでしょうか?
ああ、聞いてみたい。(笑)

そうそう、小道具といえば、ボケデジ。これもステキなエピソードになってますね。
「少女少年」は、沢山のエピソードが詰まっていて、先生の作品中で一番濃いのでは?。
ちょっともったいない感じがします。(笑)

「重箱の隅をほじくる」
やぶうち先生の漫画の近年の登場人物の名前は、語呂合わせが多い気がするのですが、
今回は、色がらみですね。

はじめての「るり」との共演の楽屋の使用者の名前。
水色時代のメンバーですね。こういう遊び、好きです。
もっと突っ込んで、撮影のシーンの端に、優ちゃんが立っていたり、
「るり」のドラマの名前が、「水色時代」だったりすると、マニアは、喜びます。(笑)

くわがたのシーンで、「いやーん 大きーい 黒光りしてるー」
これは、連載当時の裏番組「おちゃらかほい」の影響が出てしまったのでしょうか?(笑)
水泳大会での、晶のもっこり水着姿にも、影響があるような気がします。

修学旅行で出てきたお菓子「運のつく うんチッチ」これは、やぶうち先生の創作?
モンチッチのパロディーなのだろうか?サルの絵がかいてある。
なんだか本当にありそうです。
売っていたら、私も、買ってしまいそうです。

サイン会で、「うおーっ、みずきちゃんの失敗作ー!」
マニアの心理よくご存知ですね。(笑)
私は、大受けです。
何かの機会で、やぶうち先生のサイン会があったならば、ぜひ、失敗作を頂きたいです。(笑)

水色時代のヒロシくん家が引っ越した後に、赤澤智恵子は、
引っ越してきているという事実に気がつきました。(笑)
P118参照
(水色時代で、ヒロシくんの家を表わす時に、使用されていた、
風景が赤澤智恵子の家を表わす時にも使用されている。)
本当は、どうなんだろう。?
時間がなくて、その辺にあった風景を貼ったとか?(笑)
本当に、そういう裏設定があったとか、(マニア、大喜び)
もしかして、気がつく人がいるかなっていう確信犯だったりして。(ははー。まいりました)

小学五年生に載せた予告編。
やぶうち先生は、TVのドラマの予告編と言ってますが、
私には、映画館で見る映画の予告そのものに見えました。
洒落ていて格好いいと思うのですが。
私には、なぜ?やぶうち先生が言い訳をするのかがわかりません。
でも、こういった、先生のコメントが載るのは、とっても好きです。(笑)

これからも、単行本の空きスペースには、いろいろなコメントが載るのを期待しています。

「最後に」
「少女少年」は、楽しく笑えてジーンとくる漫画でした。
私は、この漫画が読めてうれしく思います。
月並みですが、
現在連載中の少女少年:かずき、みどりのつばさ。応援していますので、
これからも、すてきな作品を、どんどん生み出して下さい。

イラストほしいよー。希望します。
あ、失敗作でもいいです。(本気)

PS
くどいですが、(笑)

http://www2s.biglobe.ne.jp/~aok/top.html

おまちしております。

では、また。

ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆

     ハンドル名:くすだ   
     E-mail   k-kawata@air.linkclub.or.jp

     やぶうち優先生を応援するページ(現在、店子中)
     http://www2s.biglobe.ne.jp/~aok/
        
ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆

以上、ここまで。
はてさて、どーなることやら、イラスト当たるといいなー。

では、また。


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「水色進化論 番外編 みどりのつばさ1」
さあ、はじまり、はじまり。 水色進化論 番外編 みどりのつばさ1 作品情報:  題名         みどりのつばさ  初出         1998年ちゃお7月号〜12月号に掲載  収録単行本      みどりのつばさ1  ページ数       185ページ  やぶうち先生推定年齢 失礼になるので書かない(笑) 第一印象:  「さすが、進化する漫画家やぶうち優」  「これでまた、作品の幅がグンと広がることでしょう」  です。 登場人物:  鳥越 翠(とりごえ みどり):      主人公の女の子。中学1年B組。      都会から自然いっぱいのみどりヶ丘に引っ越してきた。      でも、電車で40分で都会といっているけど、すくなくても、都会=東京じゃないだろうな。(笑)      翼くんを好きになる。  森 翼(もり つばさ):      みどりが好きになる男の子。中学2年A組。      的確な皮肉を言うのが特技というやな奴。(笑)      みどりヶ丘の地主の息子。      なだらかな登り坂にもかかわらず、バスと同じ速さで、自転車をこぐことが出来る脚力がある。(笑)      この伏線は、1巻最後に日の目を見ます。(笑)      人力飛行機を飛ばす夢をもっている。      王様の耳はロバの耳。次の行は、見ないでね。      (翼くんは、見た目は、エヴァンゲリオンの渚カヲルによく似てんぞー。)あーすっきりした。(笑)  鷺沼 萌(さぎぬま もえ):      みどりのクラスメイト。      青葉台の地主の娘。      森家と鷺沼家は、何十年も前から、仲が悪い。      翼くんが好き。でも、敵対する親によって、気持ちを隠している。      屈折した独占欲をもつ。      親の力で、クラスのボス的存在に。  藤木 翔(ふじき しょう):      みどりのクラスメイト。      大学生の兄がいる。      クラスの委員長。      青葉台に住みながら、最初からみどりヶ丘差別を否定していた優等生である。      みどりを好きになる。      この子がいたからこそ、クラスがまとまり、クラブの合宿ができたんだけど、なぜか影がうすいんだよね。(笑)  鶴巻 ミキ(つるまき みき):      みどりのクラスメイト。隣の席。      萌ちゃんのみどりヶ丘差別がいやなのだが、しぶしぶしたがっている。      気の弱い女の子。      みどりの最初の友達。      翔くんが好き。 取り巻く動物達:  今回のお話は、動物達が大活躍。(笑)  コロ: みどりの家で飼っている子犬。ころっとしているからコロと名付けられた。(笑)      散歩コースに、翼くんの家がある。      翼くんの前で、おやくそくなうんこをするかわいい子犬である。      さて、この犬の種類をちょいと、考えてみましょう。      やぶうち先生のことだから、鳥や緑に関係しているかも?と考えたくすだ。(笑)      ありました。丁度いいのか。      リトリバー犬。鳥猟犬です。      リトリバーとは、英語に強い人なら分かると思うけど、      水辺で撃ち落とした獲物を回収するから来ている名前。      そう思って見てみると、LABRAR・RETRIVER(ラブラドール・リトリバー)によく似ている気がしてくるから不思議。      やぶうち先生ならやりそうな気がしませんか?(笑)  かえる:ミキちゃんに踏まれたことによって死亡。      このかえるには、集英社の平面ガエルのような「ど根性」はなかったようだ。(古);      でも、そのおかげで、みどりとミキちゃんは仲良くなる。      そして、ミキちゃんはだんだんと強くなっていくのです。      かえるよ。君の死は無駄ではない。(笑)      ちなみにかえるのモモ肉は、鶏肉によく似ています。      男子達、食べ物で遊んじゃだめだぞー。え?ちがうって?(笑)  へび: 白いへび。まさか、岩国市の天然記念物の白ヘビじゃないよね。(笑)      岩国市といえば、毎年5月5日に、米軍岩国基地が基地を開放して、航空ショーをやっていたはず。      なにか関連が?      なんでも、邪推する。くすだの悪い癖です。(笑)      翼が折れたつばめのヒナを食べようとした所をみどりに「えーい勇気!!」で、邪魔される。(笑)  つばめのヒナ:      へびに食べれれそうになった所をみどりに助けられ、翼くんに治療してもらい、無事社会復帰する。(笑)      「”生きる希望”を あの子に もらった ことも―」      に象徴されるように、みどりの性格、翼くんが置かれている立場を非常にわかりやすくしてくれています。 絵について:  いままでの作品と明らかに違うところ。  それは、目。  いままでの、ハッキリしたクサビ型の光ではなくホワイトで消しただけになっています。  また、これが、このしっとりした作品に見事にマッチしています。  いいよね。 ストーリーについて:  お話に、バックボーンとして、自然や、景観、そして、いままでの生活を守りたい青葉台と、  森を切り開いて作られた、新興住宅地のみどりヶ丘との対立があります。  そんな大人達の都合の中のかごにはいった子供達。  みどりによって、子供達は、かごから飛び立ちます。  みどりは、可能性を信じる、前向きな女の子。  彼女によって、周りの子供達は、彼女の影響をうけて、自立をはじめます。  そんなみどりも、友人と恋という問題にぶつかり悩みます。  翼くんは、おとなの世界にあきらめていて、皮肉が得意なやな奴状態が、  みどりによって素直な性格へと、変わっていきます。  彼には、まだ、親との対決という山がのこっています。  ミキちゃんは、どんどんかわいくなりますね。  はじめ、おどおどしていたのが、だんだん強くなり、すてきな女の子にかわっていきます。  おやくそくだけど、眼鏡をとって、髪をおろしたら、かわいいこと。  翔くん。こいつは、いいや。(笑)  じゃなくて、優等生の彼にも、山がきます。みどりに告白。そして失恋。  そして、くすだが一番注目している、萌ちゃん。  彼女は、みどりによって、いったんは心を開きます。  そして、彼女は、翼くんとのことも、上手くいくのではないか?と希望を持ちます。  でも、翼くんは、みどりばかりを見ています。  彼女は、みどりによって希望をもったとたんに、また、みどりに、希望を潰されてしまいます。  萌ちゃん。君の気持ちはよくわかるぞ。そのやるせなさをみどりにぶつけるのだ。(笑)  さあ、この飛び立った子供達が2巻で、どのように、着地するのかが、くすだは非常に楽しみです。  あたりまえのことだけど、飛び立つのは、以外と簡単です。  でも、飛び立ったら着地をしないといけない。  この着地がむつかしい。  やぶうち先生の腕の見せ所です。    くすだの注目点は、翼くんと、親の関係と、萌ちゃんの気持ちの動きです。  そして、それらの中でのみどりの行動。  この辺が、この漫画の一番のキーになるのでは、ないかと思います。  子供達の5角関係。どろどろしそうで、どろどろしません。(笑) その他:  名前について。  名前。みるとすぐわかるけど、男の子は名字が、「木」、名前が「飛ぶ」を題材にしています。  女の子は、名字が「鳥」、名前が「植物」を題材にしています。  このはなし、7月1日からはじまっていますが、6ヶ月の連載で、まだ、夏合宿。つまり、夏休み中。  非常にゆっくりですが、内容が濃い作品。季節感無視。一話完結でないのですから当然なことです。  残念なことは、やぶうち先生のコメントが少ないことかな。(笑)  欄外のコメントが楽しみなくすだ。(笑)  あと、今回の作品は、たちきりのコマがおおいので、ページ数が分かりづらかった。(笑)  今回、みどり達をくすだは、子供達と、呼びました。  これ、実は、重要なことなのです。  昔の作品、たとえば、同じ中学生が主人公の、「12のソネット」の舞ちゃん  彼女の中に、くすだは、やぶうち先生をみました。  中学生だけど、やぶうち先生と同化している感じがしたのです。  みどりのつばさには、その感覚がありません。  そこにあるのは、自分の子供の感覚です。  どこで、そう感じるのか?と尋ねられるとこまるのですが、  くすだは、そう感じるのです。  先生の年齢を考えれば、当然なことなのかもしれませんが、  明らかに、いままでの、キャラクター達とは、何かが違う気がします。  これからのやぶうち先生の作品は、ますます目がはなせないよん。きっと。 くすだ、読み返せば、読み返すほど、水色進化論は長くなる傾向があります。(笑) もう少し、読み返せば、上記の「子供達」のことも、まとまる気がします。 でも今回は、「みど・みん・ファン」も控えているので、こんな所でお終いにしましょう。 ちょっと消化不良。(笑) 第2巻。 たのしみだよん。(喜) では、また。 Back 

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