お酒を飲む機会は何かと有りますがそんな席で一目置かれる
マル秘テクニックを、こっそり伝授しちゃいます。

使用上の注意
このテクニックは、用法、用量を良く読みご使用下さい。


【用法・用量】 自分からうんちくは語らず、あくまで流れが向きましたら、要点だけを
小出しに使って下さい。

※本当のお酒つうは、多くを語りません。

※注  意 1.かなりの日本酒通の方がいらっしゃる時のご使用は、
 避けた方がいいでしょう。
2.周りの人に細かくつっこみをされた場合は、速やかにトイレに行くなど
 その場を離れ、約5分以上時間がたった頃、 さりげなく戻り、話の話題を
 お酒から離して下さい。
3.あくまでも、ヒントですので、このテクニックが、きかない場合があります。
 その際の苦情のメ−ルは、おやめ下さいますよう御願いします。

それでは、マル秘テクニックをご紹介します。


PART1 まず冬の季節寒い外から、お店に入ってきた時は、
熱燗が多くなると思われます。
そんなときには、まず軽いジャブから入りましょう。

平均的に燗酒はアル添系(アルコ−ル添加してあるお酒)が多いと
思われます。
たとえば、特別本醸造、本醸造、普通酒系です。

まず燗酒を飲む前に、隣の人と会話しながら、まず
さりげなくお酒の香りを嗅ぎひとくち口にして

『このお酒って、アル添かなぁ〜?』の一言、

このアル添と言う言葉は日本酒つうがよく使う言葉で、
アルコ−ル添加の略語です。

もし隣の人にアル添の事を聞かれたら、
『あまり詳しくないけど、本でちょっと読んだことがあるんだ。』
といってこの会話をさりげなく終わらせます。

「明日のためのその1」

さりげない会話をしながら、
タイミングを見計らってつかうべし!



PART2 地酒専門の居酒屋や、ちょっとお洒落で地酒のあるお店で。

地酒専門の居酒屋では、かなり高度の
知識がないとうんちくを語れません。

そんなお店では、
あくまでも店主さん中心のリ−ドでのお酒選びが無難です。


お酒の銘柄より、お酒の資質で、お酒選びをしてもらいましよう。

たとえば、
「純米酒で、ぬる燗で美味しいお酒を選んで下さい。」

さりげない、この一言で、お店の人も一目置くでしょう。

近年は高級なお酒は冷やが通説になっていますが、本当に美味しい
力のある純米酒は燗をつけても、味は変わりません。

むしろぬる燗により純米酒特有のお米のよい香りが浮かび上がり
美味しさ増します。

そんな知識を、こだわりを持つお店の人は知っていると思います。
その点を軽く、くすぐるのもテクニックです。
後は、奨められたお酒を美味しく頂く事がベスト。

お店を出るときは、『美味しいお酒を有り難う!』の一言で閉めましょう。
再びそのお店にいくときには、お薦めの一品を紹介してくれること
間違いなし。

「明日のためのその2」
お店の人に覚えてもらうべし!しからば銘酒に出会える。


PART3 ◆お冷やとお酒◆

地酒専門店などでは、お酒を注文する際、
『すみません、お手数ですが、お冷やも一緒に下さい。』
の一言を。!

なぜお酒を飲むのに、お冷やを一緒に注文するかと言いますと
はじめのお酒の味をお冷やで消して、口の中をさっぱりさせ、
次に味わいたいお酒の味をわかりやすくする為です。

よく利き酒大会の模様がニュ−スや雑誌等のメディアでご覧になられた事が
あるかと思われますが、利き酒のお酒の隣には必ず、お水が置いてあります。
その訳は、先ほど述べた、お酒の味を、口の中に残さないためなのです。
ですから、このテクニックを拝借しましょう。

回りの人からは不思議がられますが、気にせず、たのみましょう。
もし回りの人に聞かれたら、
『この間、テレビで利き酒大会で見たから、
ちょっとまねしてみただけです。』

と、さらりと答えましょう。


きめぜりふとしては、
『せっかく美味しいお酒なんだから、違いを確かめたいからねっ。』

この一言をお店の人が聞けば、大喜び!

自分の選んだお酒を本当に味わってくれるお客様として、
店主に印象つけることが出来ます。
回りの人も貴方が居ないときには、こっそりこのテクニックを真似するでしょう。

ここでもお店を出るときは、
『美味しいお酒を有り難う!』の一言で閉めましょう。
再びそのお店にいくときには、お薦めの一品を紹介してくれること
間違いなし。
「明日のためのその3」

一杯のお冷やをなめるべからず。

PART4 ◆生酒◆

一口に生酒と言っても厳密に言いますと、
生々酒と、生貯蔵酒の2つに分類されます。

通常日本酒は、でききてから濾過し、火入れ(熱処理)して貯蔵され
熟成後製品としてびん詰めするときに、もう一度火入れします

一切火入れしないのが、生々酒です。

生々酒と同様加熱処理しないで低温で貯蔵され
瓶詰め時に一度だけ火入れをするのが生貯蔵酒です。

その点をご存じの方は、少ないと思われます。(通は別にして)
ですから、その点をちょっと、さりげなく使いましょう。

出てきた瓶に生酒と書いてあることを確認して、
さりげなく一言、

『これは生々?それとも生貯かなぁ』


もし、同伴の人がいたら、(酒通意外の人)
貴方の一言を聞いて、多分『何それ?』と聞いてくるでしょう。
そこでさりげなく、上に書いてあるような説明を簡単にして、

『やっぱり生は、口当たりいいなぁ−、飲み過ぎちゃうよ−』

と、言って、深くつっこみを食らう前にトイレに走るか、
さりげなく話題を変えましょう。

「明日のためのその4」

やっぱり、やばくなる前にトイレに走れ

つづく


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