| PART1 |
まず冬の季節寒い外から、お店に入ってきた時は、
熱燗が多くなると思われます。
そんなときには、まず軽いジャブから入りましょう。
平均的に燗酒はアル添系(アルコ−ル添加してあるお酒)が多いと
思われます。たとえば、特別本醸造、本醸造、普通酒系です。
まず燗酒を飲む前に、隣の人と会話しながら、まず
さりげなくお酒の香りを嗅ぎひとくち口にして
『このお酒って、アル添かなぁ〜?』の一言、
このアル添と言う言葉は日本酒つうがよく使う言葉で、
アルコ−ル添加の略語です。
もし隣の人にアル添の事を聞かれたら、
『あまり詳しくないけど、本でちょっと読んだことがあるんだ。』
といってこの会話をさりげなく終わらせます。
「明日のためのその1」
さりげない会話をしながら、
タイミングを見計らってつかうべし!
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| PART2 |
◆地酒専門の居酒屋や、ちょっとお洒落で地酒のあるお店で。◆
地酒専門の居酒屋では、かなり高度の
知識がないとうんちくを語れません。
そんなお店では、
あくまでも店主さん中心のリ−ドでのお酒選びが無難です。
お酒の銘柄より、お酒の資質で、お酒選びをしてもらいましよう。
たとえば、
「純米酒で、ぬる燗で美味しいお酒を選んで下さい。」
さりげない、この一言で、お店の人も一目置くでしょう。
近年は高級なお酒は冷やが通説になっていますが、本当に美味しい
力のある純米酒は燗をつけても、味は変わりません。
むしろぬる燗により純米酒特有のお米のよい香りが浮かび上がり
美味しさ増します。
そんな知識を、こだわりを持つお店の人は知っていると思います。
その点を軽く、くすぐるのもテクニックです。
後は、奨められたお酒を美味しく頂く事がベスト。
お店を出るときは、『美味しいお酒を有り難う!』の一言で閉めましょう。
再びそのお店にいくときには、お薦めの一品を紹介してくれること
間違いなし。
「明日のためのその2」
お店の人に覚えてもらうべし!しからば銘酒に出会える。
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| PART3 |
◆お冷やとお酒◆
地酒専門店などでは、お酒を注文する際、
『すみません、お手数ですが、お冷やも一緒に下さい。』
の一言を。!
なぜお酒を飲むのに、お冷やを一緒に注文するかと言いますと
はじめのお酒の味をお冷やで消して、口の中をさっぱりさせ、
次に味わいたいお酒の味をわかりやすくする為です。
よく利き酒大会の模様がニュ−スや雑誌等のメディアでご覧になられた事が
あるかと思われますが、利き酒のお酒の隣には必ず、お水が置いてあります。
その訳は、先ほど述べた、お酒の味を、口の中に残さないためなのです。
ですから、このテクニックを拝借しましょう。
回りの人からは不思議がられますが、気にせず、たのみましょう。
もし回りの人に聞かれたら、
『この間、テレビで利き酒大会で見たから、
ちょっとまねしてみただけです。』
と、さらりと答えましょう。
きめぜりふとしては、
『せっかく美味しいお酒なんだから、違いを確かめたいからねっ。』
この一言をお店の人が聞けば、大喜び!
自分の選んだお酒を本当に味わってくれるお客様として、
店主に印象つけることが出来ます。
回りの人も貴方が居ないときには、こっそりこのテクニックを真似するでしょう。
ここでもお店を出るときは、『美味しいお酒を有り難う!』の一言で閉めましょう。
再びそのお店にいくときには、お薦めの一品を紹介してくれること
間違いなし。
「明日のためのその3」
一杯のお冷やをなめるべからず。 |
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| PART4 |
◆生酒◆
一口に生酒と言っても厳密に言いますと、
生々酒と、生貯蔵酒の2つに分類されます。
通常日本酒は、でききてから濾過し、火入れ(熱処理)して貯蔵され
熟成後製品としてびん詰めするときに、もう一度火入れします。
一切火入れしないのが、生々酒です。
生々酒と同様加熱処理しないで低温で貯蔵され
瓶詰め時に一度だけ火入れをするのが生貯蔵酒です。
その点をご存じの方は、少ないと思われます。(通は別にして)
ですから、その点をちょっと、さりげなく使いましょう。
出てきた瓶に生酒と書いてあることを確認して、
さりげなく一言、
『これは生々?それとも生貯かなぁ』
もし、同伴の人がいたら、(酒通意外の人)
貴方の一言を聞いて、多分『何それ?』と聞いてくるでしょう。
そこでさりげなく、上に書いてあるような説明を簡単にして、
『やっぱり生は、口当たりいいなぁ−、飲み過ぎちゃうよ−』
と、言って、深くつっこみを食らう前にトイレに走るか、
さりげなく話題を変えましょう。
「明日のためのその4」
やっぱり、やばくなる前にトイレに走れ |