料理の部屋


ポタージュ

我が家の冬の定番スープです。
フランスの地方に出かけると
小さなレストランや、宿の夕食に
必ずといっていいほど登場します。
その時一緒に食事をする人たちは皆
一つの大きなスープ入れからサーヴされ、
おかわり自由。ときには、スープ入れごと
テーブルをまわることも。
とても暖かい気分にさせてくれます。

材料

ジャガイモ           大2       ベーコン            3枚
にんじん                1       にんにく             1かけ
                                    スープブイヨン     3個
かぶ (葉も)         大2       塩コショウ
たまねぎ                1

作り方
1)小口ぎりにしたベーコンをなべで空いりし、別にしておく。
2)1)のなべのベーコンからでた油をすて、サラダオイルを少々加え、
 スライスしたにんにくをよく炒め、 さらに大きめのみじんぎりにしたたまねぎ、
 さいのめに切ったにんじん、かぶ、小口に切ったかぶの葉  を順に炒めていく。
3)2)のなべにカップ4の水に3個のチキンブイヨンをといて  作ったスープと
 先のベーコンを加え10分位煮込む。
4)3)にさいのめに切ったジャガイモを加え、
 コトコトとかぶ が煮崩れない位まで煮込み
 塩コショウで味を整え出来上がり。

ポイント
ベーコンは、よくスモークされた上質の物を使うのが良いでしょう。
油臭さを最小にし、こくがでます。
あくは、こまめにとりましょう。
ジャガイモは、さらさず、切ったそばから加えるとうまくとろみがつきます。
たくさん作り煮返していただくと、時間と共においしくなります。
いただくときにバターや、粉チーズを加えるとさらにこくがでます。

まさにポタージュの決定版是非お試しあれ。

ラタトゥイユ

秋野菜のおいしい季節、
トマト、ナス、クルジェット、ピーマンなどの
野菜をくたくたになるまで煮込んだ
ニースの名物料理ラタトゥイユはいかが?
熱くても冷たくても、オードブルとして単独でも
ローストポークやチキンの付け合わせとしても
簡単で、とてもおいしいお料理です。

材料
  ナス 2個      ピーマン 4個     クルジェット 1本
  玉ねぎ 1個  トマトかんずめ一缶(イタリア産など)
  ニンニク 2片  オリーヴ油     塩    コショウ

作り方
 1)トマト、ナス、ピーマン、玉ねぎはへたをとり粗切りに、ク ルジェットは輪切りにする。
 2)なべにオリーヴ油を熱し、刻んだニ ンニクをいためる。
 3)2に玉ねぎを加え良くいためる。さらに、ピーマン、ナス、 クルジェットを順にくわえ、いためる。
 4)3にかんずめのトマトを加え。炒めたら、ジュースも加え る。
 5)塩、コショウで軽く下味をつけ、弱火で蓋をして20ー30 分煮込む。
 6)野菜が十分やわらかになれば、味を整える。

 ポイントは、ほとんど野菜に含まれている水分だけで煮込むので、
 焦げ付かないよう火加減に注意すること。
 また、野菜を炒める順を守ること。
 材料の分量は、あくまで目安です。
 では、ボナペティ!             
 
  注:フランス語は、アクセントを省略してあります。

ニース風サラダ

今月はとても簡単で彩りも鮮やかな
二-ス風サラダ(Salad nicoise)
をご紹介しましょう。
フランスの家庭でも、よくオードヴル
として登場します。

大きなボールにニンニクをこすりつけ
トマト、キュウリ、ピーマン、レタス
玉ねぎ、茹で卵をいれる。オリーヴ油
きざんだバジリコ、塩コショウで
ソースを作り野菜をあえ、黒オリーヴ、
アンチョヴィを飾る。すべて生野菜を使い
酢は使わないというのが、本式らしいのです。

が、我が家では、生野菜に茹でたさやインゲンと
まぐろの油漬け(缶詰め)を加え、ヴィネグレットソースであえ
最後に黒オリーヴとくし形に切ったゆでたまごと
トマトを飾っています。
ポイントは、レタスは、サニーレタスかサラダ菜を使うこと。
簡単で、とても豪華な前菜のできあがりです。

お試しになっては?


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