マッハ主義


Machism

戻る

作成日 2002/6/1

「Machism 経験批判論の別名。マッハやアヴェナリウスらを代表者として、19世紀の末ごろおもにオーストリアに生まれ普及した不可知論的な主観的観念論。当時最新の<自然科学の哲学>として、ロシア社会民主党の理論家たちにつよい影響をあたえ、マルクス主義の弁証法的唯物論の原則的見地からの逸脱を生むにいたった。レーニンは、《唯物論と経験批判論》(1909)のなかでこれを批判した。この潮流をレーニンがマッハ主義と名づけたのでその名がある。」
                            
哲学辞典 森 宏一編集 青木書店 より




戻る