命題


proposition

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作成日 2003/1/25

「事態を論理的・抽象的に反映している知識の基本形態。命題は、一定の対象に一定の性質が属していること、および一定の諸対象のあいだに一定の関係が存在することをのべるものである。それは、真理のあるいは誤謬という性質をもつ認識の形態である。命題は文法的な文によってあらわされるが、命題と文とはそのまま同一ではない。命題でしめすものは、真・偽にかんする文のみである。また命題は判断とも区別され、判断とは、ひとつの命題の肯定あるいは否定を含意しているものである。 命題がさまざまに結合される関係は命題論理学によって研究される。」

哲学辞典 森 宏一編集 青木書店 より




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