時間論Ⅰ
補足Ⅰ
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作成日 2002/1/26
私の時間論をかいつまんでいうと、「時間とは、脳内における単なる情報処理の手法に
すぎない。」ということになる。その場合、世界観はどのように持てばよいのだろう。
非常に表現が難しいのだが、思い切って表現してみる。
「過去もなく、未来もなく、あるのは現在のみ。
そして、現在は進んでいるのではなく、止まっている。
その止まっている現在という器の中で、存在は千変万化する。
さて、止まっている現在という器は必要だろうか。
そんなものは不要だ。いや、無いに等しい。いや、無いのだ。
あるのは千変万化する存在のみ。
その中の人間などが、時間という名の情報処理の手法を使う。」
といったところだろうか。私の持つイメージが伝われば幸いだが。
この世界観と相対性理論との相性はどうだろうか? 私は、そんなに悪くないと思う。
相対論によると、観測する場所によって異なる世界が広がっている訳だが、「現在のみ」
に変わりはないのだから。
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