土蜘蛛「………そういえばさ、金剛」 金剛「あ?」 土蜘蛛「あの時なんであんたあんな田舎にいたの?」 金剛「ん〜〜〜…………なんだっけなあ。そうそう、確か京極の旦那が 『仔狐の泣き声が聞こえるから助けに行く』とかわけのわからん事を 言って連れ出されたんだっけなあ」 土蜘蛛「は………はあ」 金剛「で、やっと目的地に来たはいいがどこにその狐がいるかもわかりゃ しねえ。で、まあオレは暇つぶしに滝昇り(笑)でもしてたんだ」 土蜘蛛「へ? た、滝……?」 金剛「そうそう、滝壺に行った時にそこで遊んでたガキンチョが大日剣に ビックリしたんだろうぜ、慌ててすっ転んでケガしてやがったよ」 土蜘蛛「……………」 金剛「ん? どうした、そのおっかねえツラ」 土蜘蛛「九印曼陀羅!!!」 |