四大陸選手権の派遣中止は本当に残念です。
世界選手権のときも残念でしたが、あのときはたしかにかなり世界情勢も
あぶない時期でした(「これからもハイジャックをする」という宣言が出た
2日後くらいでしたものね)。しかし、今は、もう出張や旅行で海外に
行く人も多く、アメリカにだってみんな行っているのに。
嫌な言葉ですが、万が一を考えるなら「自己責任」ででも行かせてあげて
ほしかったです。フィギュアスケートはアメリカ遠征だってしてるんですよ!
とくに四大陸選手権はジュニアの大会もあるので、たった2年間しかないジュニア
での国際試合のワンチャンスに賭けてきたジュニア選手達のことを思うと、
本当に気の毒で、くやしくて、涙が出そうです。
次のチャンスもあるかもしれないけど、「ジュニア」でのチャンスは2度と
巡ってこないんですよ!
今回の派遣中止に対してうがった見方かもしれないけれど、世界の中で
さほど強豪とはいえない新体操という競技だから、国内でも、「マイナー」と
言われることの多い競技だから、こんなことになるのではないか?という
気もしています。サッカーのワールドカップだったら、なにがなんでも派遣する
でしょう? 新体操で派遣中止しても騒ぐのは当事者だけ、とでも思われて
いるんじゃないか、なんて。考えすぎでしょうか?
世界選手権に続いて2度目の派遣中止を味わってしまった選手のみなさん、
ジュニアでの1度きりのチャンスを消されてしまった選手のみなさん、
もちろん、シニア団体の選手の方達も…(年齢的に最後のチャンスだった
方も少なくないでしょう)。
月並みですが、こんなことでくじけないで、また次に向かってがんばって
ほしいと思います。「次」は世界選手権や四大陸ではないかもしれないけど、
こんなくやしい思いをして、きっと涙もたくさん流しただろう選手達が
国内の試合ででもいい、元気なすばらしい演技を見せてくれることを
祈らずにいられません。
べつにポスターなんか作ってもらわなくても、ずっと応援しつづけたいです。