ナウなヤングのための遠州弁講座

いじゃ

一緒に行こうとかそういう意味(らしい)。私は生では聞いたことないけど、そういう言葉もあるみたい。

きいない

きいないは黄色いってこと。ただそれだけ、上級者になると、後述の「くろ」と組み合わせたりする。例えば「そこの、くろにあるきいないのを とってくれ。」とか。こうなると、もう 黒だか黄色だかよくわかんなくなる。

くろ

”くろ”といっても黒ではない。色を表すわけでなく、隅っこってこと。「くろにある」って言ったら隅っこにあるっていうこと。

〜だら、〜ら

静岡県の方言でもっともポピュラーな言葉、どちらも「〜でしょ。」って置き換えれば意味は通じるはず。語尾が上がれば疑問形。しかし、県外の人は「〜だら」と「〜ら」の使い分けはどうやってるんだ?と疑問に思う人もいるみたいですが、フィーリングで使い分けてください。基本的には、体言、形容詞、のうしろには「〜だら」。動詞等には「〜ら」が多いみたいです。これについては、私の独断ですが、いかがでしょうか?

やいやい

やい、イェーイといったらZOOのファン。(笑)
「まいったなぁ」「困った」とかそういう意味。感嘆詞としても使われる。(困ったときに)「やいやい!」とか、(その当時の感情を表すとき)「昨日渋滞にはっまちゃって、これはやいやいと思ったね。」

やっきりこいちゃう

個人的には遠州弁といえばこれ!って思ってます。意味は「頭にきちゃう」って訳してもらえばOKです。たとえば「昨日スピード違反でつかまちゃって、やっきりこいちゃったよ。」とか、「今日は、朝からやっきりこきまくりだよ。」など。でも、やっきりこきまくりって、使わないかな?それで、アクセントは最初の「や」。さらに、最初の「や」から次の「っ」までをのばして言うとその、やっきりこき具合がUPします。この言葉の気に入ってるとこは、こいちゃうってとこ。やっきりはどーでもいい、ちゃっきりでもドッキリでも、撮りっきりでも。こいちゃうってとこがなんか、かわいらしいよね。なんかこう・・でも、最近の若い人は使わないカモ。

 
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