CeTa Plant


セ・タ・プラントという特殊肥料を使った稲作をレポートします。
時々更新して生育状況をお知らせいたします。

セ・タ・プラントは、群馬県立勢多農林高等学校が提案する日本の食と農の健然循環。完熟した畜糞堆肥に加えて、微生物と微量元素(ミネラル)の力を最大限に土に還元する無臭の特殊肥料です。
この肥料試験は、群馬県立勢多農林高等学校様及び株式会社トシュカ様の全面的なサポートにより実施しています。


田植え10日前の苗の状況

今年の新潟は、育苗時期の4月が寒冷な日が多く育苗の難しい年でした。
私は420枚の苗を育苗器に入れて加温して育てましたので気候の影響は少なかったように思います。

育苗スケジュールを参考にお示しします。

3月20日 塩水選
3月21日 浸種開始
4月10日 出芽完了
4月13日 播種し育苗器で加温開始
4月17日 ハウスへ移動、緑化〜硬化

5月3日〜4日 田植え作業
 

セ・タ・プラントです。

紙袋に入った状態で届きました。
雨に濡れないように、畦に積んでシートで覆って保管しました。
 

肥料取締法に基づく登録内容は次のとおりです。

名称:セ・タ・プラント
種類:特殊肥料
登録:群馬県特肥第1475号
    群馬県肥売第1873号
表示者:群馬県立勢多農林高等学校
正味重量:20リットル
主要な含有量等
窒素全量1.31%
りん酸全量1.68%
加里全量1.08%
炭素窒素比26.4%
水分含有率34.78%


施肥・耕耘作業

稲ワラの腐熟促進のため、昨年の10月上旬に1度耕耘済みですが、セ・タ・プラントを散布して耕耘を行ないました。
耕耘作業の後は、荒代掻、代掻きと通算3回で仕上げをしました。
 

セ・タ・プラントの外見は粉状の炭のようです。
田面が黒くなっているのが散布済みのセ・タ・プラントです。

サポートをいただいた株式会社トシュカ様からは面積全量の窒素分をセ・タ・プラントで供給できる量が届きましたが、セ・タ・プラント等の堆肥類は、翌年以降も肥効が残るため、必要な養分の30%をセ・タ・プラントで、残り70%を化学肥料でまかなう肥料設計としました。

田植え後に活着促進のために散布するN分があるため、元肥のN分を2.1kg/10アールとし、14アールの水田にセ・タ・プラント220s、化学肥料26sを散布しました。
 

化学肥料は動力散布機で散布しますが、セ・タ・プラントは粉末状のため散布方法に悩みました。
ソリに乗せて水田の散布場所まで運んで手作業という作戦で作業を始めましたが、結局、袋を抱えて少しずつ散布しました。
粒状に加工されて動力散布機で散布できると作業効率がよくなると思います。


田植え完了

5月4日に田植えを行いました。
品種は新潟オリジナルのコシヒカリBL。
これからの生育状況に期待です。

写真は田植え後3日目の写真ですが、山は、ヤマザクラが満開を向かえました。
 

80歳の母が「セ・タ・プラント入れたタンボは活着(植えた苗が根をはること)が早い」とコメントしています。
視覚によるもので、他の要因も影響があると思いますので何とも言えませんが、言われてみればそんな気もします。(笑)

あらためて基本情報を整理します。
試験場所 新潟県五泉市
作付品種 コシヒカリBL
試験田の面積 14アール
元肥 セ・タ・プラント220s
化学肥料(N分8%)26s
田植日 5月4日


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