F100参戦記 2000.1.3

 Y2K大事件もなく無事に新年を迎えられたでせうか。

正月の2日から堺に「走り染め」に行ってきました。エンジンの慣らしと体の慣らし(?)
昨年の正月よりもグッと台数が減ったような。 だいたいチームのエントラントが来ていない。
我チーム「クラッシュメイト」だけ。 他はまだ正月休みといったところなんかな。
3日から営業ってショップが多いんだろうけど、コーススタッフもガックリきてたみたい。

Barubonに今年 新弟子がまたまた誕生!? 
一人は10年間のブランクを乗りえてF100に挑戦する 矢路(ヤジ)くん。
自称 38歳(もっとふけて見えるんだけどね)


アクロスの健ちゃんのF100中古カウル&フレームと、Yレーシングの椎葉くんのがたがたエンジンを11万で交渉成立。
この19日にTIサーキットに練習走行に挑戦の予定。
矢路くんは10年前ごろA2でならしてたらしいしbarubonより若いんで、たぶん数回の練習で頭角を表すんじゃないかな。
新シーズンに備えてF100のお整備、お整備と行きたいところだけどで、なかなか お尻が重くて上がんない。



とりあえず今のゼッケン「7」から「3」にするところから始めようと、カッティングシートを切り抜く。
カッコから初めてどうすんねん!と野村師匠の罵声が聞こえそう。(^_^メ)

新シーズンは気分一新でカラーリングも変えてと考えていたんだけど、ランキング3位になったお陰で、ガレ茶バからカウルをいただけるはず。
なのに全然送ってこん!! どないなっとんねん! (~_~メ)
世の中、不景気一色なもんでガレ茶バも経費節減なんかな〜。


F100参戦記 2000.1.22

またしても新弟子!?

先日1月19日に今年最初のTIサーキット走り染めに行ってきました。
お天気が悪く、雨か霧雨か判らんような降ったり曇ったりの最悪のコンデションの中、弟子二人が走行。
その一人yajiくんは昔、改造でならしたとはいえ いきなりのウエットコンディション。
それに事前の整備不良がたたって、1コマ目の走行までに4回もエンジンの上げ下ろしとなってしまう始末。
朝の8時にコースインしてから午後1時の走行タイムまで、時間があったから良かったもののぎりぎりセーフでスリッピーな路面へ初体験だ。
それにリコイルでエンジンをかけるコツがなかなかつかめず悪戦苦闘模様。
ピットクルーとして一緒に来ていた友人も、スノモで脱臼して痛めた右ひじがまたまた悪化したとか。


悪いことにエンジンカットのスイッチが「オン・オフ式」で、ついついかける前に「オン」にしておくのを忘れると「あで~、さっきかかったのに・・・」なんてことが度々。
そのたんびに「右腕がパンパン」に。
やっぱカットスイッチはプッシュ式が懸命だ。
それもハンドルにつけておけば、走りながらストレートエンドで「カチ、カチッ」ってやればチョーキングの替りにもなるしね。

しかしスリックタイヤなんで滑る、滑る。
「おいおい、どこまで行くねん!!」と本コースの広いアウトぎりぎりでなんとかターンしていく始末だ。
レインに変えるほど路面は濡れていなし難しいところ。

もう一人の弟子 中西氏はへいぜいのbarubonのお整備がいいのかトラブルなしで順調に走ってました。
2コマ目で、遅れてコースインしたbarubonがやっとyajiくんに追いついて、1コーナーでアウトからアウトへターンするyajiくんをみて「へえ~、アウト・アウトでまがるん?」って思ってるとそのままフルスピードでグラベルへ・・・・。
エア噛みでブレーキがぬけちゃってノーブレーキでつっこんだとのこと。
なんとか怪我もなく、「おり」に乗って無事ご帰還。もちろんカートはジャリトラ状態。(~_~;)
みんなグラベル洗礼を受けないと、本気でお整備しないんだよね。

で、そんなところへ例のYレーシングの「カチカチ山」こと椎葉くんが「弟子入り志願」してきた。
彼とは一緒にF100を始めた く・さ・れ・縁。
整備不良に関しては彼の右に出る者はなし?
最終戦も予選でカウルに火がついて消防車と救急車が出る始末。
おおやけどをした「白うさぎ」ならぬ「黒・・・」さんは、やっとこさ お整備の重要性に気づいたみたい。
3人も弟子を抱えっちゃって、‘98 スーパーカートAクラスチャンピオン山本さんにまた「20年早いわ!!」って言われそう。

先日ヴィクトリーから今年のレース日程がきてました。
結局、鈴鹿がなくなってTIだけで6戦に。(;_;) え~ん、楽しみにしてた「鈴鹿」がなくなっちゃった~。
残念!
でも5戦より6戦のほうが戦いやすいかも、とメジャー方向に考えないとね。
今年は1戦も飛ばずに手堅く取っていきまっせ~。(^-^)V

応援してね~。(^^)/~~~


F100参戦記 2000.1.14    大殺界だ、やっぱし。

2月13日 F100 第1戦がTIで開催。

Barubonは予選のタイムアッタク中、最終コーナー手前ダブルヘアピン入り口でグラベルへ飛んじゃった。
どっかのスーパーのアホタレがオイルをまきやがった直後だったみたい。
で、とりあずまだ時間があったんで再スタートを試みようとコースへ戻るところへ今度は5,6が飛んできて、みごとカートごとぶっ飛ばされて背中から自分のエンジンに激突・・・。
「う〜ん、痛で〜」 しばらくは息ができなくらいの痛みで起き上がれない。
たぶん あばら骨をやったみたい。
カートはカウルのリアタイヤあたりがボコボコに。
とりあえずメディカルセンターで腎臓のダメージチェックをしてもらうが異常なし。
予選タイムは5周目を過ぎていたんで、1分58秒45でセカンドをゲット。

とりあえず痛みをがまんしながら、ガムテームで応急修理。
決勝のスタートは初めてのジャストスタートで、なんとかポールに食いついていく。
が、先頭集団4台が団子状態だ。
右のあばらを痛めてるんで、左コーナーの度に激痛で「あ”〜〜痛でえ〜」
最終ラップ、予選で飛んだダブルヘアピンで2位をインから差しに行ったところでミスして4位に転落。(>_<)
そのままチェッカー。

今回はいろいろとレースの戦略ミスっていうか、組み立ての失敗で4位に入れたのラッキーだったような。

弟子二人はスタート前にアクセルをあおりすぎて、かぶってしまってピットスタート。
なんとか完走したものの散々な結果になってしまった「Team Barubon」
第2戦は4月9日 ぶっつぶれたカウルの修理と、あばらが直るまでおとなしくしています、ハイ。
やっぱ「大殺界」の始まりなのかな?


F100参戦記 2000.4.14  関西シリーズTIサーキット 第2戦(4/9)

赤から青へ信号機が変わる。
好スタートをきって1コーナーをトップで通過。
お〜〜、いけるでえ〜、表彰台たてそお〜!
いけえ〜、焼く気でいけえ〜・・・・・。



風薫る天候となった第2戦、F100クラス13台 スーパーAクラス9台、スーパーCクラス17台のエントリー。
予選・決勝の4月9日 天候は朝から快晴。
予選のタイムアタックは8時から始まった。気温も低くタイムを出すにはもってこいの日和。
8/8周目 1’58”379で前日のフリー走行よりコンマ8秒アップしてチェッカー。

が オズの南くんは なんと 1’57”126でコースレコードでポールをゲット!!
‘98年の最終戦で、昨年のチャンピオン榊原さんが出したレコードよりコンマ35も速い。
こりゃしばらくは、なかなか破れんタイムみたいだ。

決勝はポールにコースレコードの南くん、セカンドに松浦夫人で3番手にバルボンとクラッシュメイト製エンジンが並ぶ。
第1戦ではスタートにしくじったんで、今回はイメトレを続けてきたバルボン。
レースの組み立ても万全だ。

が、いきなり1周目でトップに立っちゃたんで、もう頭の中 真っ白け・・・。
気温が相当上がってるのにチョーキングは入れない、キャブは開けていかない・・。
4周目でタレに気づいても時すでに遅し。
一挙にトップグループの最後尾に。(>_<)
バルボンは7位/13台で不本意な結果になっちゃった。(--;)
チーム バルボンは2戦目となるyajiくんが8位でなんとか健闘したけど、中西オヤジは「焼き入れ」で2周目リタイヤ。
外弟子の椎葉くんはキャブの不整備で「DNS」でもう完敗状態。

まだまだ大変な道のりなのだ。

F100参戦記 2000.6/10  関西シリーズTIサーキット 第3戦

雨、雨、雨をイメージしながらの準備だったけど、予選・決勝ともドライのレース。
F3とN1耐久がメインの今回は、さすがにどでかいトレーラーがピット一杯に並んでいる。
たいしたもんだと ヒガミながらF100、スーパーの連中はピットの外に追いやられて前日のフリー走行は降ったりやんだりの梅雨模様。
フリーが2枠あったんだけど、野村クンのアドバイスでセットを替えたのを試す為にとりあえず1コマを走る。

が、10m/mも変えてるのに全然わからん。(~_~;)
まっいいか、てことでそそくさと片付けて宴会に向かう。

F3/N1のおかげでサーキットホテルがとれず、高原にある町営ロッジで今夜は豪勢に「焼肉」なのである。
TIサーキットから山を登りつづけること25分、相当な登りだ。冬、凍結すればとんでもない事になりそうである。やっと到着してみると、なかなか町営にしてはりっぱなロッジである。
HPどおりの高原にあって、寒いくらいだ。
立派な温泉も付いてるしグ〜。次回からもここに決定ってことで、とりあえず温泉のあと早速 焼肉にとりかかる。
が、部屋においてある「注意書き」によると「焼肉 禁止!!」(>_<)
で、見なかったことにして宴会突入!!
食後の「特製手作りタレ冷麺」をたいらげるとbarubonは深い眠りの底へ。。。
ところが「おがあちゃ〜〜ん・・・・」と大声で目がさめる。
サンマルくんの寝言である。(-_-)zzz

翌日5時半起床の目覚ましで早速ゲートへ。
さすがF3/N1か、ゲート前にいっぱいならんでいるのを無視して「大外」からゲートイン。(^^ゞ
F100/スーパーは土曜日が予選・決勝で、F3/N1は日曜日だ。

やっぱF3はいいね〜

めずらしくフリー走行が一発入ってるので、レース用セットで25分を走る。
途中ピットインしてスタートの練習も兼ねる。
昨日の雨で砂が浮いているのか、最終手前のWヘアピンのグリップは相当悪いしタイムがでない。
走行後、予選に備えてキャブのチェック。



ピットクルーのサンマルくんはほとんどピットにいなかった。(~_~;)

なんとかお天気はもちそうだ。
予選が11時から始まった。
回転が上がらない。タイムが上がらない。グリップはさっきよりましになってるのに。
結果 7位/15台。がっくり・・・。
前回の第2戦で「焼き」が入ったので、若干開け過ぎで走ったせいか。
3時の決勝に備えてもう一度すべてをチェック。


決勝は2列目からのスタートだ。ジャストスタートで一気に2番手に。
バックストレートエンドでは5台が横一列で突っ込んでいく。(ちびりそ〜)
3周目まで2〜3番手前後をエンジン温存でスリップに。
4台が抜きつ抜かれつしている中で、後ろを見ながら(?)走ってるのが約1台。
いわゆる「走行妨害」だ。スリップから追い抜こうと右へでると右寄せ、
左へ行くと左寄せ。
スプリントでもフレッシュマンがよくやってくる「見ながらの寄せ」である。
でもかなりしつこい。(ーー;)

「どこで抜こうかな」っていい感じでレースを楽しんでると、「ぐあっちゃ〜ん」。
前の急ブレーキに間に合わすオカマを掘りつつ「飛んで」しまった。
大外からインに入ってきたカートに3番手が登りで急ブレーキ、そこへ突っ込んでしまって一貫の終わり〜。(^^ゞ
びえ〜〜(>_<)
せっかく平日に休みを取って来てくれたサンマルくん、南くんに 申し訳ない気持ちでコースウォールに座り込むbarubon。
まだまだ練習が足りんのか、動態神経の衰えか・・・。
「見ながらの寄せ」はルール違反だけど、それを表彰式の時に名指しで泣きながらイジメちゃったbaurobonも反省。
高〜い授業料となりました。

やっぱ大殺界なんかな〜。



スーパー1位は我チーム 彗星のごとく出てきて常勝ドライバー本郷くん

3位はリベンジかなったアクロスの健ちゃん



F100参戦記 2000.7/29   関西シリーズTIサーキット 第4戦



もう引退!?

TIシリーズ第4戦は なんとバイクの練習走行の合間を縫ってのレースとなった。
なんと寂しいこと! もちキャンギャルなんていないし、台数も30数台の寂しい限り。
お天気も台風のかげんで曇天。 風が強かったので涼しいのは助かったんだけどね。
いつもなら前日のフリー走行からコースインなんだけど、土曜日レースとなってしまって日帰りの強行軍である。
明け方に出発して7時過ぎにゲートイン。
8時からの1発目フリー走行はパスして9時過ぎの2発目のフリーから走行開始。
セットを大きく変えたので、コーナーは慎重に入るが 所々アンダーがでる。
特に1コーナーがキツイ。 それに第2戦で骨折したろっ骨が また外れてしまった様で異常に痛い!!
ピット裏の左ターンでは「いだ〜い〜」の連続だ。(>_<)
向かい風が強いのか、ストレートエンドで回転がピークに上がらない。

11時からの予選に備えて、エンジンを積み替えてキャブのチェック。
台数が少ない為かF100とスーパーが別予選なので今日は安心して走れる。(^-^)V
さあ、行くぞ!っと気合を入れてコースイン。常勝グループにくっ付いて行ってスリップを戴こうという計画だ。
が、6コーナーの登りで着いて行けない。 あっで〜、なんで〜。
みるみる離されて行く。キャブを調整するがぜんぜんダメ。
キャブにゴミが詰まっているのか、回転が上がらない。
予選終了。 なんと9位/11台。 がっくし〜。 (>_<)

早速 回転が上がらなかった原因を確かめる。 と、なんと初歩的なミス!!
アクセルが3/4しか開いとらん。何故に・・・・。
エンジンだけを載せ替えたので、チェックのし忘れ!!!
「みんなが歩んできた道」とは言え、まさかわが身に起こるとは・・・。

久々の最後尾列で決勝に臨む。(^^ゞ
「スタート5秒前」でアクセルを踏み始める。信号機が赤から青へ。
ジャストスタートで一気に5位へ。 やった〜、予選なんて関係なしだ。(^-^)V
ローリングスタートじゃ こうは行かないけど。。。

1周目バックストレートエンド右下りのコーナーはいつも同じ 4,5台が横一列で入っていく。
RSTのフレームには かなりキツイ入り方だ。
ピット裏の左ターンは やっぱりろっ骨がメチャ痛い。
5周目 ホームストレートエンドでスリップを使って5位へ。
が、オーバースピードぎみで入ったのか、アンダーが出るのを忘れていたのか一気にグラベルへ。
一巻の終わり!!
2戦つづきでノーポイントとなってしまった。

次回 第5戦は9月9日。 それまでにろっ骨引っ付くんかな〜。