和矢くん、です、一応…。
んー。実はこうだったらオモシロイのに…(爆)ってカンヂで書いてみました。
あとシャルルを形容したいがために(笑)

君は知らない

まぶしいほどの白金の髪も
透きとおりそうな肌も
僕だけを見つめる眼差しも
どうして恋に染まらないだろう

「誕生日おめでとう、シャルル」
何気なく寄せた頬
唇をすべる滑らかな肌
衝動とも分からないまま胸が痛んだ
しがみつく君
肩を抱く僕
もういちど引き寄せたいのはなぜ

誰より冴えた頭脳も
ゆえに空洞の心も
僕だけにもとめる仕種も
どうして覆せないだろう

「もう1年は確実に会ってない」
まっすぐに焦がれて
気持ちを寄せる君
掴まれた手首を
僕はかわすことしか出来ない
向かい合えばときめきを隠して
見つめ返さなければならないから

近くにいても
長く見つめても
僕だけが許されても
どうして触れられないだろう

絹糸のような髪を乱し
額にかかる前髪をかきあげ
ひそめた眉間を唇でほぐし
冷たい色の瞳を潤ませたい

鼻先と頬を染めて呼吸を奪い
応えをひき出したい

恋をしても
破れても
僕だけは側にいるから
どうして壊せないだろう

「来いよっ!」

真剣すぎる友情じゃない
嫌われたくない恋だということ

「カズヤ、オレの友だち!」

君は知らない

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