記事タイトル:幻のクルー 


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お名前: イチロー   
27年前、特急に乗って和歌山港に行った。元々山育ちなので海を見る機会がそれまで無く、車窓に広がる大阪湾はキラキラと輝いていた。何処へ行くのか判らないまま桟橋を歩き客船に乗船。これが私の初めての客船旅行であった。四国や九州に親戚が居たのでその後年2回は船旅を楽しんだ記憶がある。次第に海への憧れは募るばかりであったがその思いは何時か船員になろうと夢をみるに至った。小さいときから船は好きだったし、これが仕事と合致すれば申し分無いと…。しかし世間は夢を追う自分を許さなかった。高校を卒業して神戸商船大へ行こうと思ったが両親の事故死、親戚の猛反対等悉く夢は離れて行く。追いかける暇すら無かった。あれから10年強、今では一不動産会社の経営者に居座ってしまった。映画タイタニックは良かった。ラブストーリーはそっちのけで船の設備や機関等に集中した。今でも船乗りには憧れが有る。このHPの興味は尽きるところが無い。
先日友人と話したときに「今の地位を捨てても夢は追いかけられか?」と聞かれた。友人はできないと言った。自分は今の地位に満足している訳でもなく、「可能なら…」と答えた。しかし…。
皆さん、夢は大きく、それに向かって驀進しましょう!いくら憧れを抱えていても時間は待ってくれません。私はあの思いを持ち続けることが夢になっています。とこでチャンスが転がっているかも判りません。何時かその時まで…。
[2000年7月14日 17時20分11秒]

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