Harmonica virtuoso |
1927年にJAYBIRD COLEMANのスピリチュアル"I'M GONNA CROSS THE RIVER OF JORDAN - SOME O' THESE DAYS"にセカンドハープをつけている。また、同時期のセッションで、アカペラとソロハープによるバラッドの録音が残っている。
芸風としては、オールドタイムのハモニカ吹きに共通するものではあるが、1stポジションでタンブロックを効果的に使ってリズムをつけながら、メロディを吹くというソロ録音の姿が本来なのだろう。(バックをつけたものは、2ndポジションで和音主体の演奏。)この場合、ボーカル部分は完全にアカペラで、唄の合間にハモニカでレスポンスをいれるというブルーズ系の芸ではなく、ハモニカはあくまで、唄のコーラスと唄のコーラスの間の「間奏」であることに注意したい。演奏は非常に丁寧で、とくに高域のオクターブに上がっていっても豊かな音色を保っているあたり、ただ者ではないと思う。
参考音源(兼参考文献)
バイオグラフ的な情報については、残念ながら探すことができなかった。
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