時速150km
世田谷スポーツプラザというバッティングセンターがある
場所は京王線仙川駅のちかく
そこにはなんと時速150kmを投げるマシンがあるらしい
さっそく興味本位で行ってみた
交通量の多い細い道を長いこと自転車で走って到着
そこには150と書かれたバッターボックスがちゃんとあった
ウォーミングアップで時速100kmを打ったあと
目的の時速150kmに挑戦
注目の1球目
変態的なホップボールが
凄まじいスピードで飛んできた
手が出なかった
ひたすらはやい
結果は全球空振り
かすりさえもしなかった
手に傷があったとかそういう言い訳は全くない
相手がすごすぎる
マシンは容赦なく時速150kmでひたすら投げてくるが
こちらとしてはもうはやく終わってくれという感じ
打つ気がなくなるくらい速いのだ
うちひしがれてバッターボックスの外でボーっとしていると
息子を野球選手にしたい系のおじさん(衣笠風)が
時速150kmに挑戦しようとしている
期待して(不純な期待)見ていると
おじさん(衣笠風)は1球目を見のがした
やっぱりなと思っていると
なんと次の球をきれいにセンター返し
さらに次々と打ち返す
さすがに空振りもあるがかなりの腕前だ
打てる人には打てるものなのか
僕にはその技術がないことが思い知らされ
がっかりしてバットを置いたのであった
バッティングを終えたあと
隣にオートテニスというのがあったので
やってみることにした
オートテニス初挑戦だ
ラケットを持ってないのでラケットを100円で借りた
マルマン級のエグいラケットを与えられ
金網デスマッチ系の空間に入る
球種と球の速度そして振り回しか固定かを選べる
ぼくはトップスピンの中速の振り回しで始めた
スタートボタンを押すと地味にボールが発射される
扇風機の首振りの要領でコースを変えて発射するしくみだ
しかし場所がせまいため球が横のネットすれすれに飛んでくる
そのためフルスイングで2回ほど鉄柱をたたいてしまった
けっこう熱くなってひとり何ゲームもしてしまった
バッティングよりもむしろテニスをしに来たような感じだった
しかし時速150kmは一度挑戦する価値はあるぞ
ぜひ挑戦してみよう
たぶん終わったあといい気分にはならないだろうが
もどろうか