バッティングセンター
最近の野球ブームの中
経堂駅の南にバッティングセンターを発見
さっそくゴミリーといってみる
行ってみると意外にも人がいてさっそく打っている
意外な繁盛さに驚いた
が、よく見るとみんな同じ服をきている
店員さんであった
機械の調整をしていたのだった
さてお客はぼくらのみ
6つくらいバッターボックスがあってどこで打とうか迷う
まあ100キロくらいから始めるか
1ゲーム200円
余裕の顔でバッターボックスに入る
しかしやってみるとこれが全く当たらないのだ
最近テニスしかしていなかったせいか
野球のカンを失ってしまっている
最初のゲームではかすりもしなかった
ぼくは悔しくて何度もやった
しかしあとから来たお客がうしろでみまもるなか
きわめて等間隔に空振りをするだけであった
他の人はどうなのか
右横ではゴミリーがなんとかボールに食らいついている
左横では女のお客さんが前にボールをとばしている
かなりのショックであった
そこで場所を変えることにする
100キロは今のぼくには速すぎると思ったのである
さてどれで打とうか
中速100キロ、中速100キロ、中速100キロ・・・・
すべて中速100キロだった
低速100キロ、と書いてあるのを消して
中速100キロ、と書き換えているのに意味はあるのか
しかたないから同じ100キロでもちがう場所で打ってみる
するとなんとか当てれるようになってきた
これだこれだこの感じだ
やっと野球のカンを取り戻した
しかしそうしたそばから手を負傷
泣く泣くやめることにした
バッティングの味をしめたぼくらは
翌日のひら飲みのあとまたしてもいくことにした
今度ははたなかくん(やる気あり)もついていった
前日手を負傷したぼくは2人のバッティングを後ろでみる
そんな中、野球のユニフォームを着たおじさんが登場
サングラスにリーゼント、スパイクに自分専用バット
いかにも野球をしているという格好だ
しかも準備ばんたん
手首に念入りにテーピングを巻き
20分程度のストレッチと素振り
バッティングセンターでこのいれこみよう
これで下手だったら・・・・という思いでずっと監視していた
しかしこれが意外にも普通にうまいのだ
きわめて普通である
ひとり音がちがうのが唯一のチャームポイントか
期待はずれに終わってややがっかりしたあと
またもとのように2人のバッティングをみていたのだが
どうにも打ちたくなってついやってしまった
しかし前日の傷が悪化したためまたしても涙をのむ
今回はけっこう前にとんだもののまああまり満足ではなかった
元気な2人は必死でうっている
これでもかと打っている
しかしゴミリーはぼくと全く同じ負傷をしてあえなく終了
はたなかくんも疲れたため帰ることになった
バッティングセンター
いつもテニスしかしていない人間には新鮮であったが
翌日3人とも筋肉痛になったのはいうまでもない
もどろうか