空母沈没、原因は操縦者のミス

東大エルピラータとの対抗戦

ペアは最近成長著しい空母

このペアでは練習を含め、一度も勝ったことがない
とったゲームも数えるほどだ

プレッシャー・やる気ともにゼロ
むしろマイナス方面

作戦ではアップで空母がうまく見せ
相手にぼくをねらわせる予定だった
その作戦は見事に失敗

空母にはもっと風格が必要
プレイを見なくてもねらわれそうだ

さてなんとなく始まったこの試合
最初は得意のリターンゲーム
予想に反して最初のゲームをとってしまった

原因は風
この風で相手のひとのサーブがはいらなかったのだ

しかも空母のショットが風でもどされオンライン
うれしい１ゲームが転がりこんできたのであった

次は問題のサーブ

このサーブがなければ勝てるチャンスがあるのだが
テニスは交互にサーブを打つルールなので仕方がない

いつもはラケットを回して決めるサーブの順番
この日は空母がひよってサーブを譲ってきた

しかたなく打つ

このペアのオリジナルサインプレイを実行するも
相手のひとも入らなかったこっち側のサーブ
ぼくが入るはずもなくあっさりブレークされた

この試合でフォアサイドの空母に与えた主な指示は
ストレートに思いきり打て

ねらっているのか振り遅れなのか
一応ストレートに飛んではいたがなんせ前衛の正面
相手は空母方向にボレーをかえし
空母はがんばって３回くらいボレー台を務めるも
最終的に力尽きてミス

たまにまちがってぼくの方に飛んできたボレーを
ぼくがひっぱたいてミスといったいつも通りの試合運び

そんななか４−１ダウンでまわってきたぼくのサーブ
今度は思いっきりモード

打ったら入ってサービスエース
気分よくもう１本打ったらまたサービスエース
追い風参考記録

ところがいい気になったそばから３本連続ダブルフォルト
セカンドサーブすべてが風に乗ってＫ点越え

そして３０−４０でファーストサーブがフォルト

しばらく考えた結果
もう一本ファーストを打ってみることに決定した

なんとこのいちかばちかのサーブが入ってデュース

しかしそのあと１本サーブでポイントをとるも
３本ダブルフォルトを犯してブレイクされた

１ゲーム２本のサービスエースと６本のダブルフォルト
自己最高記録

まじんぎり（ドラクエ６）みたいなものかな

一方空母はノータッチ
いなくてよかったこのゲーム
いる意味なかったこのゲーム
後ろ姿が悲しげだ

次のゲームも空母が予定外にがんばるが
ぼくがふかしてマッチポイント
最後は空母がサービスエースをとられてゲームセット
６−１で負け

敗因は７割がたぼく
空母の予定外の活躍にびっくりして自分を見失った

試合後１００球近く投げ込んで肩をつくるも
吉祥寺で飲みだったので帰る

今後対抗戦にでるかどうかは不明



もどろうか