涙のロードランナー
ゴミリーと秋葉原にファミコンソフトを買いに行く
山ほど並んだファミコンソフトをみてぼくらは興奮してあさりまくった
懐かしくて安いという物をぼくは探してみた
いろいろある
キン肉マン、ちょっと高い
バンゲリングベイ・ゼビウス
パックランド・ポパイ・ドンキーコングJr、懐かしい
ゴミリーの家でやった燃えプロ、90円!笑える
他にもいいやつはガラスのケースに入っている
アイスクライマー・エレベーターアクション
ナッツ&ミルク・スパイ&スパイ・マリオブラザーズ
マイティボンジャック
これらはかなりの値段がついていて手がでない
と、探しているうちに買うことになったのは
ゴミリー:スーパーマリオ3、ワールドスーパーテニス、R−TYPE
体操のお兄さん:ロードランナー、たけしの挑戦状
ロードランナーとたけしの挑戦状はやや高かったが
ぼくの青春時代を象徴するゲームだったのでどうしてもやりたかったのである
さあゴミリーの家にかえってやってみる
まずロードランナー
カセットをいれて電源オン!
あらっ、つかないな
カセットを抜いてフーフーやって再び差し込む
ついた!が、ついた瞬間バグって止まった
必死に抜き差しを繰り返しているうちにやっとついた
この音楽だ、非常にいい
さっそく1面をやる
これだこれだこの感じだ
もう涙が出そうになるくらい懐かしいのだ
何回かやられたがなんとか1面クリア
と、そのとき画面が止まってしまった
バグったのだった
まあいい、次はエディットモードをやってみよう
体操のお兄さんはいろいろ裏技を知っている
さて手ごろな面を作ろう
が、作り始めたとたんまたしてもバグった
再びやろうとしたがどうしてもつかない
フーフーガチャ、フーフーガチャ、フーフーガチャ
なんだこれ
2度とあのタイトル画面がうつることなく
ぼくはゴミリーの家をあとにした
今度できるのはいつの日か
ロードランナー
近くて遠い存在だ
もどろうか