ニスモマーチ Sチューン 2006/08/06〜2006/08/27
フジミ 1/24 インチアップシリーズ No.123 ニスモマーチ Sチューン
2006/08/13
第三号はこの車種を選びました。特に思い入れは無い車ですが、先日街中で見かけたメタリックブルーの マーチがカッコいい!と思ってしまったので急に作りたくなりました。
ということで、今回も一切改造せず素組みでかつ実車に無い色の組み合わせで仕上げたいと思います。
ボディの下地

まずはボディのパーティングライン消しとペーパー掛けをしていきます。

フロント周りに結構きついパーティングラインがあるので、粗めのペーパーを掛けて落とします。 #240〜#600あたりを使いました。日産マークのモールドも削り落としています。

パーティングラインが消えたら全体にペーパーを掛けます。今回は スポンジ研磨剤の#1000を使いました。
全体にペーパーを掛け終わったところ。一皮むく感じで丁寧に掛けます。油汚れが綺麗に落ちるのと 塗装の食いつきが良くなります。

またこの時点でスジ彫りを深くしておきます。私は虫ピンの頭を切ったものをピンバイスに付けて 使っています。
サフを吹きます。細かい傷が良く見えるようになるので、更にペーパーを掛けサフを吹きます。

ここで変な妥協をしないことが仕上げを良くするポイントだと思います。
下地が綺麗にできたのでボディーカラーを吹きます。今回はメタリックブルーにしたかったので タミヤの缶スプレーTS-19メタリックブルーを使いました。ちょっと濃かったかも知れません。
ヘッドライト

ヘッドライト部はボディ一体なので塗り分ける必要があります。私のお手軽マスキング方法を ご紹介します。

まずレンズカバーパーツをマスキングテープに隙間ができないように貼り付けます。
レンズカバーパーツの縁にそってデザインナイフで切り取ります。このときナイフの刃は新品を 使用し、軽〜くなぞるように切っていきます。
切り離して残った方のマスキングテープをボディに貼ります。このとき、右用のカバーから 採ったマスキングテープは左側に、左用は右側に貼ります。要するに左右対称なので裏返して 反対側に付ければ良いわけです。
あとは全体をマスキングしてグロスブラックを吹き付けます。
グロスブラックが乾いたらクレオスのメッキシルバーを吹き付けます。
恐る恐るマスキングをはがしてみると、こんな感じになりました。私にしては結構な出来栄えかと。
リアはこんな感じに。
2006/08/27
デカール

貼りました。特に難しいところも無かったのですぐに終わりました。
デカールの様子を見ながらクリアーを吹いていきます。はじめはふわっと吹き、デカールが溶けたり 浮いたりしていなければ大丈夫なので少し多めに吹き付けます。十分乾かした後たっぷりと吹きます。
ホイール

クリアーが乾くまでの間に足周りに手を付けます。まずはホイールにキッチンハイター風呂へ浸かって もらいます。

5倍くらいに薄めたキッチンハイターに浸けておくと10分くらいで写真のようになってきます。
20分くらいできれいさっぱりです。さて、何色にしましょうか。
シャーシ

セミグロスブラックで塗りつぶした後、マフラーを適当に塗ります。完成後はどうせ見ません。
室内

資料が無いのでどう塗り分けたら良いのか良く分かりません。タンとガルグレーで適当に塗り分けました。
結構きれいにできたので別角度でもう一枚。
研ぎ出し

ボディのクリアーが乾いたので全体を1500番のペーパーで磨いていきます。
タミヤコンパウンドの細目、仕上げ目でつやが出るまで磨いていきます。結構なつやが出ました。
ウインカー

ウインカーは特にパーツ分割されているわけではないので、塗り分けで表現するしかありません。 クレオスの焼鉄色を吹いた後、エナメルのオレンジを注しました。
小物その1

伸ばしランナーをこんな風にして、切って、色塗って、
アンテナになりました。
小物その2

ドアミラーのミラー部分ですが、普通のマーチのキットにはミラーシールが付いていると思います。 ところがこのキットにはな〜んにも付いていないんです。インストにも一切記述が無いので欠品では ないと思うんですけど、おかしいですよね〜。
仕方が無いので適当なミラーシールを切って貼りました。
仕上げ

ウィンドウパーツ、ルームミラー、ドアミラー、ワイパーなどの細かいパーツを接着して。
完成

ホイールは結局ゴールドにしました。やっぱり青系のボディにはゴールドが似合います。

実車では絶対に無い色の組み合わせだと思いますが、良いんです。
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