不定期日記と言うか、更新履歴その他雑談(1999)
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1999/12/29 新年の抱負
年賀状は年始の挨拶に代えて出すものだから、古来元日にしたためるもの と何処かでアジってるのを見た覚えがある。 では私もヘソまげて、「新年は元旦に始まるものだから、一年の計は年末の間に定めておくもの」ということにしてみよう。

と、大層な口上だが、何をやるかと言えば、ただの日記、それも週報に過ぎない。
職場の社内報で、年男、年女に何か書け という企画に応えた次第。 来年は、このページの更新は週1回以上、それもIT産業に対する勝手なコメントを中心に書いていきたい。

しかし、年賀状をもう20年くらい、自分から書いたためしがないのに、説得力ないじゃないか? (^_^;

1999/11/23 京都はでかい。
腎臓病仲間とのoff会。
当初「紅葉観光」のふれこみだったのが、日本橋で電子工作の部品買出しに京大学園祭の見物 と随分忙しいものになった。
京大はさすがに日本を代表する大学のひとつとあって、広い。 学園祭も私の居た高専とは比べ物にならない激しさと意気込みを感じる。
知り合いの居るサークルのマジックショーを見せてもらった。 上手にまとめて、観客を楽しませることができているのに感心した。 私自身を含め、最近の若いもんは人付き合いが下手だ と普段思っていたが、その認識すら改めることになった。
その他、独立行政法人化反対の貼り紙が見られたり、七輪で秋刀魚を焼く模擬店など、大学ならではな光景が広がる。
off会では皆さん牽制し合って(?)、和食バイキングでおとなしい食べ方。 激しく人数が変わって、幹事のみちこさんご苦労様でした。
いずれ神戸でも、私がoff会企画しないといけないかな。目星はつけてるんだが、年末は予定が混むだろうし…。

1999/11/5 初心に帰る
今や私のページは腎臓病の記述で一杯だが、タイトルにjunk boxとある様に、もともとは電子工作などのジャンク箱をひっくり返したページも作るつもりだった。
少なくともそのつもりで、電子工作関連のリンクだけは当初揃えたが、最近滞り気味だった。 オーディオ、HAM関連も含めれば、充実したサイトをかなり多数発見したので、今回まとめて追加した。
オリジナルコンテンツとしても、そろそろ気を取り直して工作ネタも仕込んでみたい。
1石ラジオをjunk objectsで予告したが、その次は電流帰還アンプを、無駄としか言い様のないTr本数を使って作ることを考えている。
こちらは、ふらりと買ったZARD BESTをまともな音質で聞こうとして、意外にSPの相性を感じたことがきっかけになっている。

実は、キットの回路図集を見ていて、工作ネタを思いついただけなんだが。

1999/10/20 弁当開業ブーム・サプリメント盲信
たまに昼間、工業団地内を走ってみると、弁当の移動販売がやたらと増えていることに気付いた。
人間、贅沢を我慢できても食事を止めることはできない。また忙しくて、自分で食事を賄うことができない。
ということで、昼食業界と呼ばれる弁当、惣菜関係が注目されたのは2年位前からで、その意味ではいまさら弁当業者の開業がブーム とは言えない。
それでも、車の通り道でしかない所にまで移動販売(12:00前〜13:00頃or売り切れ の時間限定)が広まっているのは、不景気とも無縁ではないだろう。
やはり場所によって売れ行きに違いがあるのか、冷蔵庫炊飯器を作っている工場では早々に売り切れる一方、食品関係業者の工場近くでは、今一歩というところ(この辺の読みは中々深い)。 「土日は休み」と貼り紙して長く商売を続ける決意を感じさせる業者も居る。
はたしてこれらの業者は、全て食品衛生関係の正規の手続きができてるんだろうか? 道路占有の届け出をしてるんだろうか?(さすがに車道にまではみ出している業者は居ない) と疑問にも思えるが、それぞれ頑張ってるんだな と思う。
ただ、既にこの業種は過当競争の状態に入ったことは間違いない。
(試しに一食買って味見する という訳には行かないのが残念)

ちょっと試しにサプリメント関係でweb検索を掛けてみた。よ〜やるわ 状態である。
正論も一部含まれているのかも知れないが、90%は健康食品業者につながった(または洗脳された)サクラでなかろうか? 似非科学とも背中合わせである。
活性酸素を怖がる、それは結構。しかしビタミンの過剰摂取で対処する というのは、方法が間違っていないか? 昔の日本人の食生活が好ましい と分かっていたら、外食(ファストフードに限らない)の過剰なカロリーが血糖やコレステロールの増加に繋がる根本の問題だと考えるべきなのに。 過剰ビタミンの副作用についてまともに調査する姿勢がないのも、薬害会社と五十歩百歩です。
蛋白の大量摂取については笑止。
アミノ酸価を評価してバランスを求めるのならともかく、これもサプリメントで補給したら良い という人は、普段芋しか食ってないのだろうか?
トンカツ定食を一食食えば、大抵の人にとっては、必要アミノ酸を2日分位補給したことになる。 その証拠が、ある程度の蛋白制限を行うことで腎機能を維持している、腎不全患者の姿ですから。
もし健康な人がこの手の盲信に自分の健康を賭けよう というのなら、カロリー摂取を抑え目にする方が余程理にかなっている。
こちらは食品会社や製薬会社の利益に繋がらないにも係わらず、Natureなどで実証論文が度々掲載されるのだから。 (あ、でも栄養士と栄養計算ソフトの業界の利益には適ってるかも;-)

1999/10/16 棚ずれ
松茸を食ったのは、何年ぶりだったか? 少なくとも、昨年は食っていない(除く永谷園のお吸い物)。
ところが、棚ずれで値段の下がった松茸が出た ということで、お吸い物とご飯にありついた。 香りはあと一声 というところだが、値段を考えると仕方なし。
ご飯はさすがに私の分だけ蛋白調整米で炊く訳にもいかず、他の食材で蛋白を調整する日となった(35g/日とゆるい制限だからできる話)。

1999/10/10 2000年問題と2000円問題
タダでさえ、2000年問題は、バグの所在とは無関係に仕事の量を増やしている。 蕎麦屋の出前や貸し布団の繁盛くらいなら同業者に「お互い様」と声掛けておしまい だが、日本の首相には余程危機感がないらしい。
2000円問題まで作ってしまった。
その手の業界の知人は、仕事のやりくりつかずに難儀している。
をを、どちらも省略形で書くと"Y2k"だ。

1999/10/3 メルマガ計画
ふと、毎日の食事をメルマガで発行したら と思いついた。
腎不全の食事療法のメニューは、みんなホームページを開いて公開しているが、日々更新するのはしんどい。 全然そういうのをできていない私は論外としても、日々のなんともない食事を公開することで、情報交換になるかも知れない。 これから食事療法を始める人にとって、患者が実践している具体的な献立は、それなりには役立つだろう。
いつかは広告を載せれる規模にしたい という野望もある。
みちこさんとこのチャットで聞いたら、2,3人は購読者がつきそうなので、ネタを集めたら始めたい。 毎日必ず発行するのは負担が大きいので、週1回、1日分の献立+うんちく の様な形にしたい(恥ずかしいメニューの日を避けれるし)。
ただ心配は、私の体がたまたま持っているものの、うちの献立が栄養士さんから見て致命的な問題を抱えていた場合。 従って免責事項の掲示は必須だし、ばしばし批判・コメントも貰えたら と思う。

今回のページ更新は、栄養士dnssさんのリンク追加のみ。

1999/9/21 too many issue day
いろんな事があった。
朝のニュースでいきなり台湾の地震。
その日刻々とニュースサイトに流れてきた映像は、正にフラッシュバックだった。 言うまでも無く、阪神・淡路大震災のことである。やりきれない。
昼に聞いた検査値は、Cr=9.8mg/dlとかなり高い。 ↓の様な仕事していては、当然では ある。
夜、暖かい秋雨の道は、蛙が次々に飛び跳ねる。 稲刈りに驚いて、冬眠場所へ急いでいるのだろうか? 梅雨時よりも多いくらいだ。
まだS15のふかふかタイヤ(こいつセフィ―□の流用じゃないの?)慣れていないため、逐一避け切れない。
犬なら大概、信号の色くらいまでは見分けてくれる(実際見ているのかどうかは定かじゃないが)。
猫も車が来ないか、用心してくれる奴が大半だ。
できることなら、蛙にも車の前に飛び込まないくらいの分別を望みたい。 煎餅や粉々になったものは、見たくない。

1999/9/19 休息
確か世の中には、ワークシェアリングという言葉があったと思う。 一人一人の作業量=給料を減らしてでも、より多くの人を雇用する という考えだ。
しかしそんなこと、ほんとにこの世の中で実現できるのだろうか?
人一人雇うと、給料をその分減らしても固定費が何かと掛かるのが普通だし、第一人の頭の中の知識や経験は、紙やCD-Rの1,2枚で伝えきれるものではない。 結局仕事は来る所には集中し、来ない所が暇なだけである。
もうひとつ、世の中のリストラブームでは、人一人当たりの生産性が上がれば良しとしている。
つまり、一人一人に作業が集中すると、固定費が浮く分、効率があがるのだ。
ということで、世の中、仕事は決して楽にならない。
今月の残業+休日出勤は、多分140時間を超えるだろう…

1999/9/4 医療相談
ここのページは、主に腎不全の食事療法について紹介している。しかも私は一介の患者であって医者ではない。
にも係わらず、かなり知ったかぶり書いた結果、とうとう別の病気の方からも相談mailをいただく様になってしまった。
その内容はおいといて、こういう時は、無責任な話だけはしない様に心がけたい。
関連しそうな医療機関のサイトを紹介して、mailは返信した。

1999/8/22 SETI@home
私もここ2ヶ月程は、SETI@homeを流している。
とは言っても、誰も居ない昼間に動かすのは怖いし、職場で仕事以外にCPUパワーを使っていられるほど暇でもないため、自宅に居る夜間〜出勤までの間だけだ。
さらに、某社のdisk driveは、導入後1ヶ月半で、早くもダウンした。 本体の保証期間内のため、無償修理となった(ほんとはdriveだけ買ってきて自分で交換したかった位)が、20秒に一度程度計算結果を書き出すだけというSETI@homeの動作は、 ディスクを無為にスピンアップ(モータを回した状態)させたままになるのではないかと思う。
そこでWin98リソースキットを参照して、レジストリにBufferIdleTimeout, BufferAgeTimeoutを追加。値もかなり大きく設定した(大体リソースキットに単位の記述はないのだが)。 受信データの読み出しはともかく、計算結果書き出しを含む遅延書き込みを20分以上遅らせる設定とした。BIOSのdisk spin downは最小の3分短めの2分設定。 これでdisk driveを大部分停止させておくことができる。
レジストリ書き込みに掛かるmicrosoftの姿勢(無保証・ユーザ責任)は当然だと思うし、実際必要データを書き出す前にPC丸ごとハングアップしたら目も当てられない というリスクがあるが、これで少しは枕を高くして眠れる?
夜間ランニングではファンの音を気にする人が多い様だし、私も決して静かだとは思わないが、こちらは下手に改造せず、PCと枕を少し離して逃げている。

腎臓ページで薀蓄を追加。今後、これを一番ホットなネタにしたい。

1999/8/15 黒猫の悲劇
ドライバーとして、一言書かなければならない。
どういう社内規定になっているのか知らないが、ヤマト運輸のトラックはいじましいまでに法定速度を厳密に守る。 パトカーさえ、追跡中以外でも+10km/h位のスピードを出しているのが実態であっても だ。
そのため、後続車が追い抜きやすいように、路肩ぎりぎりまで寄せて走行している。
これは安全対策のつもりが、却って路肩の障害物に接触するリスクを増やしている様なものではないか?
ここまでして速度遵守にこだわるのは、ひょっとしたら異様に車高が高い車体の不安定さを抑えるためかもしれない。 それにしても、ここまで気を遣って運転するのは並大抵の忍耐ではできないと思う。
せめて敬意を示すべく、後ろについた時は追い抜かずに法定速度で走っている。
一方、タバコなどを投げ捨てる車(灰を落とすだけも含む)に対しては、幅寄せして苛めても構わない と考えている。 実際、そういう車に対しては、車間距離は余り取らない。

7/9に昭和大学藤が丘病院の出浦 照國先生の栄養士向け講習会に参加。 患者にも係わらず参加させていただいた日本栄養新報社に感謝している。
内容も極めて濃いものであり、本ページへの反映の作業中。

1999/6/26 PCの寿命
仕事で更新が暫く止まっていました。
漸く先が見えて来た と思ったら、5年ものPCも起動不可となり、お払い箱。おかげで踏ん切りがつき、今時の最廉売モデルに買い換える。 CPU,記憶容量どれを取っても10倍前後の性能upということになった。
しかしどこのメーカーも、ひどい品質で出しているものだ。多少カスタマイズして使う人には、つらいものがある。
個人的には、これは米国株バブルの影響ではないかと考えている。
ダウ10000ドルを超えて安定した株価で、アメリカの(特にハイテク系)企業の多くは、ストックオプションなどで従業員が利益を得るケースが増大している。
この状況では、『如何に良い品質の物を出すか』よりも、『如何に業績が上がりそうなニュースを流すか』の方が、企業の利益につながると考えて良い。 赤字なのに非常に株価を伸ばしてきたamazon.comなどその典型だと思う。
ともかく、アメリカ企業に日本で起きている問題を認識させるには、日本語APの操作まで英訳して(これは仕方ないが)相手企業のtopにクレームをつけなければならない。 更に時差を向うに合わせるから、土曜や深夜勤務でのフォローが当たり前となる。
欧米企業は日本企業みたいに空残業などしない という説はあるが、今や欧米企業の尻拭いのために、日本企業が超過勤務を強いられるのが現実だ。
グローバルスタンダードの裏側に隠された汚点がないか、あなたも一度点検しては?

腎臓ページなど若干更新。 ともかくPCパワーを大幅増強したので、少しはコンテンツ増強にも走りたい。

1999/4/4
車のページにお勧めリンク追加。
その他ファミリア売却に絡む修正。

1999/3/31
時節柄、or→neドメインの変更。一部リンク切れなども併せて補修。
中身は変わらないので、日付表記は変えない。
4月に入ってからもチェックせなあかんやろなー

1999/3/28 ドナドナweekly
S15納車から1週間。明らかに、BG8Zとは異なる性格を持つ。
かつてS13は、AE86レビン・トレノに代わって小型FRスポーツのニーズを受け止めた。しかしS14では「小型」のコンセプトが忘れ去られ、大型化して注目を失った。思えばS13も、AE86からは大型化しており、それが数少ないウイークポイントであったことに、日産は気付けなかったのかも知れない。その間にFRオープンスポーツとして、マツダロードスターが社会の認知を受けることとなる。
S15は再び5ナンバーボディとなり、ある程度の小型化を果たした。車選びの際に注目した最小回転半径に、さりげなくその意気込み(4.9m)が現れている。
ただそれでも、シルビアはハイソカーのワンランク下をも狙っている車であり、S15はS13よりも(多分S14よりも)乗り心地に気を遣っている。
これが、ハッチバックファミリーカーの枠内で走りを追求したBG8Zの朴訥さとの違いを感じさせる。
どちらが良いとは、一概に言えないかも知れない。
細かい作りはと言えば、
・エンジン制御
パワフルなのは当然。かつてJT150→BG8Zの乗り換えでも経験したが、まず実用域の操作性をも向上させているのは、(やはり当然の事かも知れないが)感動物である。 ただアクセルオフ時の燃料カットが、やや唐突に感じる。大容量インジェクタなので噴射量のステップが荒い と言いたいのだろうか? ブーストはとりあえず0.7kg/cm2まで確認。回転数から見て、ブーストリミットは相当高そうだ。
相手が何であろうと、パワーで不足は感じない(ホンダS2000登場後も闘えるように、無い金をかき集めてspecRにしたのだ)。
・ミッション・足回り
6MTはバックの固さ以外は、1日で慣れる。私の悪癖に雑なギアチェンジがあり、かなり頻繁にギアを鳴らしてしまうが、足許にミッションがある割にギアの鳴り方は静かだ。歯の頭が丸められている感じ。 ダイレクト感は、クイックシフト付きファミリアの方が上。シフトレバーが床から直立している(ファミリア)か、ミッション(=エンジンマウント)経由で生えているシルビアの形式の違いによる。
FR+ヘリカルLSDの魅力は、まだ良く分からない。そこまで限界を試していないから。 ただ交差点でのおつりの貰い方は、飼い慣らし甲斐がありそうだ。
サスペンションの固さ自体は、BG8Zよりは一歩後退。しかし捩じれや横ぶれなどは特に感じないため、安定感は高い。
ただ横風にはちょっと反応する模様。まあエアロパーツなしだから、贅沢は言えない。それにしても純正エアロのデザインは、車のコンセプトに合わないぞ。
ブレーキは、感度自体は非常に高いが、強く踏み込んだ時のかっちり感がもう少し欲しい。多分、限界を見極めた後で、ブレーキパッド交換になると思う。 余談だが、この車のABS制御ユニットはアルミブロック削り出しで、ちょっとカスタムカーの雰囲気を感じさせてくれる(余計なお世話か)。
・内装
リモコンドアロックやspecRのオーディオ一切合切がオプションというのは、親に言わせると「プロ仕様」らしい。私にとっても、余計な物が付いてこないのは、無駄な出費が防げて嬉しい。こういうリストラは、正しいのだ。
オーディオのハーネスは、日産用の標準品が使える。BG8Zで使っていたチューナCDを移植すると、プリントアンテナ+(こちらは標準で付いてくる)4SPはクオリティアップとなった。プリントアンテナはブースタ付きで感度が高いし、クーペのトランクをキャビティに使うリアSPは低音が良く出て当然といえば当然。走り屋のついでのオーディオとしては、十二分に満足。難癖付けるとしたら、低音出ている一方、中高音がややだるい。FE166でも付けよかなー。
静音・エアコン制御は、インナーグリーンを標榜する「技術の日産」を感じさせる。7年前のファミリアと比べるのが酷なのか? ALTEZZAの華美な内装に嫌気がさしたのはどこのどいつや?(笑)
室内は充分広い。後席もちゃんと座れるし、天体望遠鏡運搬にも充分使えるキャパがある。
・その他
ターボ仕様は標準で抜けの良い(見かけは40φくらい2本出しで、そんなに迫力はない)マフラーが付いてきて、実際良い音がする。しかし絶対的な音量は、BG8Zより静かである。どれくらい静かかと言うと、夜帰宅しても、家族が気付かないことがあるくらい、静かだ。ご近所対策上も好ましい。
燃費は、まだ2回目の給油をしていないので、別途。
普通に運転すると、知らずの中にスピードが出てしまう。安心感の証明でもあるが、ドライブする立場でスポーツを感じるためには、相当ハイペースで飛ばす必要があるかも知れない。
走り以外でも感動する車に出会う というのは、なんか自分の年をも感じる。

さて、タイトルと関係なくシルビアのインプレを続けたが、来る物あれば去る物あり。BG8Zファミリアは3/25に人手に渡った。
あのホンダとトヨタの勢力圏がせめぎあう鈴鹿の地で、ファミリアのオーナークラブに参加する方(の連れ)の手に渡った。7年と10万km近い走行と数々の手傷に構わず、あの車を愛してくれるのは、とても嬉しい。
別な意味(クラックの入ったラジエータが鈴鹿まで持つのか?)でも どきどきだった嫁入りを終え、今修理とセットアップを受けている。

もう一つ、今日は3人の天体観測家の間での、望遠鏡の受け渡しを手伝った。
まずトラックを借りて2台の望遠鏡架台を搬出し(こいつが最大80kgものパーツだったりする)、それぞれ別の観測家の自宅に搬送する。
2台めの架台を神戸市で降ろすと、代りに鉄やぐらを貰い受け、これをまた加古川の別の観測家の自宅に運び、据え付ける。これは2階ベランダからアクセスできる天体望遠鏡の足場となる。
更にトラックを返す訳だから、かなり手の込んだ移動だ。
この様にして、良く出来た天体望遠鏡は、(一部のハイテク最新機種を除いて)末永く幾人もの観測家の手を渡り歩き、使い込まれる。
ただし、こういうリサイクルの一方で、自治体望遠鏡バブルの破裂+不景気のダブルパンチにより、複数の望遠鏡メーカーの廃業を聞かなければならないのは残念だ。

1999/3/27 教職に対する人権否定待遇
中学校教師には、過大な勤務が科せられていると思う。
私が一応加入している天文同好会は、加古川市のある中学校天文クラブOBが中心となって設立されたが、その当時から中心人物だったH谷氏は加古川市内の各中学校を勤務し続けている。
彼はネフローゼを患っているが(一応、蛋白制限は指示されていないらしい)、卓球の指導を行えるがために、各学校で部活動指導にあたっている。その結果、日曜・祭日も部活動の練習指導のため、出勤を続けなければならない。
更に中学校教師には、地域のあらゆるグループの中学生に対しても、生活指導を行うことが要求されている。有り体に言えば、繁華街などでの定期的な補導も、問題を起こした少年少女の対応も、年中無休24時間体制で行うことが、保護者や社会から求められているのだ。だからと言って教職には、看護婦の様な3交代シフトの制度など、ない。
また、当然教師として、各生徒の学力確保(只でも限られた時間の中で)のため、授業内容に工夫を凝らす必要もある。
「子供が覚えられる内容に絞る」として狭められた学習指導要領では、生徒が勉強内容により深い興味を覚えるだけ深みもないであろう(大体、地学生物など、今の学校教育ではお荷物扱いではないか)から、生徒を毎日授業に出席させるコンフィデンスを維持するのは容易なことではない。それも週休二日で限られた授業日数の中でやろうとするから、授業についていけない生徒がでる状況は改善すらされていないのだ。
これだけでも教師が年中無休で勤務を続けなければならないという、労働基本法に抵触する事態であるのに、当地では増えた休みに生徒を社会体験させるという「トライやるウィーク」なるイベントを行っている。
これは一見、生徒を学校から開放することで、教師にも一時の余裕を与える様にも見えるが、勿論そんなことはない。 教師は生徒が活動する企業団体の斡旋から生徒の活動状況のフォロー、事故対応を続けなければならない。 なまじ担当クラスの生徒が分散しているだけ、始末が悪い。
さて、H谷氏の勤務する中学校では、1学年の担当教師の中から続けて2名、病気で倒れる事態が発生していると聞く。 これだけの勤務、健康を害さない方がおかしいのだ。
ネフローゼを患っており、2回倒れて入院していながら、まだ教職を続けているH谷氏は、明らかに生存権を害された環境で勤務することを強いられている。
解決策はあきらかであろう。
今教師が行っている教職以外の仕事、すなわち少年少女の社会行動・活動のフォローについて、専門職を別に設けるべきなのだ。 子供の世話は社会の人々それぞれが分担すべきなどと甘ったれ言っている輩がいるが、そう言って確かにそこにある仕事を無償で誰かに押し付けるのは、また何処かで過大な勤務を押し付けられる人を出すだけだ。仕事ある人が皆、リストラで忙しくなった現代に、そんな余裕がある訳なかろう。
社会がこれでは子供を安心して育てることはできない。 大人が子供作りたがらなくなっても仕方ないし、それでも子供を産み育てる家庭の勇気に対しては尊敬する。

ちなみに、今加古川は土筆のシーズンだ。旬の食材に目の無い人は注目!

1999/3/12 家族だんらん
団欒なんて漢字は読めない。IMEが嘘付いてもチェックできない。
というのは置いといて、親父(62)と息子(34)の会話と言うと、これは完璧に中年の世界であり、景気の良し悪しとか社会情勢のネタになる。
興味ない人には鬱陶しいだろうが、この歳になって、ようやく家族の対話のありがたみを感じる様になった気がする。
そのとき、なぜ酒屋の業態が話題になったのかは思い出せない。
とにかく、昔からの酒屋がコンビニや立ち飲み屋に業態を変えて生き残って行くことが話題になった。
親父は、昔からの酒屋はディスカウントショップに押されてほとんど消えた と言う。 私は業態を変えても、時代に合った商売を続けられるなら良い と受けた。 前後、どっちに視線を向けるかの違いはあるが、同じ事だ。
純粋に酒の小売を商売としている店も、ワイン中心に模様替えする例などが目に付く。
実はこれ他人事とも言えなくて、両親のやっている『街のナシ○ナルシ○ップ』も、量販店に押されて斜陽の商売と言える。 以前、家電の個人販売店は工事の施工技術やアフターフォローを売りにできる と考えていた。 しかし両親の店については、他の個人店よりは多少長続きした程度の成果しかない。
私は、店を継ぐより、アーキテクチャや商品形態が変っても需要自体がなくなる恐れの少ない、ソフトウェア開発の仕事を選んだ。
もし家電の個人販売店に適した業態があるとしたら、それは老人介護ではないか と言ってみた。
つまりこういう店は、昔からセールスや家電製品取り付けを、家庭を個別に訪問することで商ってきた。 それは今や欠かせない存在と化した、宅配業者と同じ特性を持つ。
「出歩けない人に代わって、御用聞きを行う」という点だ。
昔は個人商店は方々に散らばり、家には主婦が大抵居て、また道路交通量も少なく徒歩での外出が苦にはならなかった。 今は違う。 郊外の大規模店は、自家用車で来店することを前提に開発されている。 女性も働く事が多くなった。 体が不自由だったり、仕事などで手の離せない人は、日々の買い物にも困難が生じているはずだ。
ここに、家庭へこちらから出向き、商品を配達するという需要がある。
これこそ、個人販売店が得意とする分野ではなかったか。
これには課題が一つあって、家電の商売ばかりしていた者が、どういう物・サービスを売れるのか という一番大切なポイントが抜けている。 食料品店なら、近所に惣菜中心の宅配店があって、うまくやっているようなのだが。
立ち飲み屋の様に、昔からの商売をうまく発展させた新業態を考えたい。

腎臓のページにリンク1件追加。

1999/2/28 interaction servival
街頭での勧誘、家庭や職場に掛かる営業・布教活動 これらは受ける立場としては大概 迷惑千万だが、やる側の存在を否定するつもりはない。
この世に (1)自らは居なくても良いと考えている (2)自らが生き残り、子孫を増やす欲求を持っている という2種類の存在があると、(1)は何かのきっかけで消えてしまい、(2)だけが残る。当たり前の話だ。 多分、地球に生命が生まれた時から、(2)な生命だけが選択されることを繰り返して来たのだろう(進化の多様性やアポトーシスはまた別の話)。
生命誕生とは別の次元〜すなわち社会の様々な組織〜においても、この考え方は間違っていないはずだ。
中にはやってる本人は嫌々ながら という組織もあるだろうが、その場合でも、その組織を望んでいる人が何処かに居る。誰も望んでいない組織は、リストラされて消えるべきなのだ。
とすれば、会社の営業、宗教団体の布教も、それぞれの組織が消えて行くことを良しとせず、合法的な存在であれば、活動を止めることはあり得ない。
一方、迷惑千万な営業・布教を受ける側としては、これを無視し、断ることに何のためらいも必要ない。
むしろ、生命が自らを守るために免疫機能を持つように、自らに不利益や不幸をもたらす干渉には徹底的に抗うべきなのだ。
もしひつこい勧誘を受けることがあったら、相手を完膚無き迄に迎え撃つ。これも社会生活で(そして自分が生きて行くために)必要なことと考える。

話は脱線するが、これは、周囲の人を片っ端から倒して行け という話ではない。
論争になった時、それぞれの言い分を聞いて、自らの主張と整合を図ることがまず必要だ。悪意の無い人同志の諍いは、多くは何かの誤解か妥協を必要とする問題なのだから。
英国の様に、ディベートが日本でも盛んになって欲しいと願う。

1999/2/27 車社会の疫病神(;-P)
車の更新は差し迫っている。走行10万kmを前に、今度はラジエータ コアの上部カバーにクラックが入ってしまった。
3cm長1mm幅という亀裂ながら、意外とてこずり、補修剤の他瞬間接着剤などまで動員し、未だに完治していない。 更に1件目のディーラーに車を入れた時に蒸気機関車の如く湯気を吹いたのは、タイミングとしてはなかなかキてると思う。もちろん商談のネタにされた。
さて7年乗った車(しかもケリほったらかし)という物は、フェラーリではないのだから査定は付かない。中古車買い取り業者であっても1万円→数万円に上がれば良い方らしい。 幸い、ファミリアの保護団体(オーナークラブとも言う)の方から手が上がったので、廃車にする必要はなくなりそうだ。
思えば1台目のJT150ジェミニも (1)カルトな人気を博し (2)その次世代のジェミニ・ピアッツァを最後にメーカがリストラを迫られた(いすゞの場合は乗用車生産からの撤退) という経歴を持つ。マツダも今はフォード配下で再建を図る身だ。
こうなると、私自身『次に乗る車』のメーカーの将来に、責任を感じざるを得ない。
ここでトヨタやホンダに凋落の道を歩まれては、日本経済のためにも良くない。スバルを選ぶという手もあったが、ここはクライスラーが触手を伸ばす、日産と相成った。
予言が当たるか否かはさておき、年甲斐もなく暴走族を気取る(しかも独身故、後部座席は欲しいがセダンやワゴンに浮気する必要はない)という立場からは、S15シルビアは貴重な一台に映る。
NAの165PSは、ホンダS2000の250PSと比べると余りにも非力だが、ターボ車の装備は走りを明確に意識し、妙な快適装備を押し付けたりしていない。
更に S14からボディを小型化した という主張のためか、ALTEZZAなどよりも小回りが利く。5mを切る最小回転半径は、細い路地に自宅を持つ身にとって、さりげないプラスポイントである。 実はALTEZZAについては値段もだが豪華過ぎる装備が性に合わず、インテRやインプレッサは最小回転半径で選択肢から落とした。値段の関係もあるが。
後は日産の経営がこの先も安定することを祈るのみだ。

1999/1/30 公的資金?
今年は年末どころか、1月末を迎えても、CD/ATMから出る札は新札揃いだ。
これって、ひょっとして『公的資金』ってやつ? 貰う対象にならない商品券より、実感が沸くなぁ。
でもこうやって札がばらまかれると、円の価値が下がって円安・インフレになるもんらしい。円安はこれから進むかも知れないけど、インフレはどうなるんだか。

1999/1/24
車のページを分割。
7年目のファミリアは、住所書き換えが必要になっており、そろそろ潮時かと考えている。
しかしFrogottable Autosの様な余りに熱いサイトを知ってしまうと、迂闊にスクラップ行きにしたくはない。ボロくなっても、まだまだ走る。
まだ未完成だが、更に乗り潰してくれる人を捜そうと考えている。
しかし、次何にするんだ?
腎臓関係のページは、リンクのURLやコメントを修正しただけ。
掲示板はあちこちにできてるので作る気はないが、チャットを作ろうか、思案中。 しかしbiglobeはテレホタイム重くなるし…

1999/1/20 おことわり
本日は、「焼き肉宴会を食事制限に準拠しながら乗り切る体験レポート」をお送りする予定でしたが、取材に失敗して只の焼き肉宴会(=食いまくり)になってしまったため、急遽中止することとなりました。
あしからず。
ぴん ぽん ぱーん。

1999/1/1 renual
2〜3分割位のフレーム構成に変更。中身はクイズ位しか増やしてないけど。
ネタが出来てないので、正月バージョンとか特別には作らない。年賀状さえ碌に書かない、不精もんなので。